将さん、おはようございます。
咲夢は夢見が悪くて何度も目、覚ましてしまいました。涙
山の中腹に車から降ろされて置き去りにされて彷徨って保護施設に保護されて
そこもいい場所じゃなくて抜け出して彷徨う夢を2度ほど見て他の夢も見たようで……。
次の時は将さん、助けてくださいよ?笑
本編です。
「父さまもぜひにと言ってました。
彩葉さんも将さんにお礼がしたいと。
それに兄さまだって暫くママさまにお会い出来なくなりますよ?
ぜひ一緒に…、ねっ、将さん。」
咲夢がお風呂に入り出ると今度は兄さまがお風呂へ。
兄さまが浴槽の中で鏡の事を思案している頃、咲夢はカフェオレを入れ兄さまの水割りを作っている。
(この間の将さんの水割り、この位の濃さでしたよね?)
グラスに氷を入れマドラーで数回かき混ぜるとリビングのテーブルにカフェオレと並べて置く。
暫くするとお風呂から上がってくる兄さま。
咲夢の隣に腰掛けると何故だが見つめられる、不思議顔で兄さまを見ていると。
兄さまが頭を振った様に見えたような気がした。
“ありがとう、咲夢。”と言われ水割りを数口口にした後、“しっかり甘え、孝行してあげて。”
“二週間は寂しいけど……。”
“その後はずっと一緒にいられるんだから。”
これからも将さんといられる。
嬉しくて顔が綻び笑顔になる。
「鏡ですか?……少しのヒビですから気にしてませんでしたが……。
脱衣所と浴室のカビは困りますね。
玄関のシューズボックスの鏡もですか?」
兄さまの話ではどうせなら全部の鏡を変えてしまおうと思う。と。
「将さんがなさりたい様にしてください。」
ソファに両手を置き兄さまの方を向くとパジャマの上着の釦の隙間からピンクのナイトブラと谷間が強調される。
兄さまの視線に気づかないまま会話を重ねるといい時間になってきた。
「この後もお仕事ですか?あまり遅くならない様にしてくださいね。
咲夢、歯磨きをしてから眠りますね。
洗い物はグラスがまだありますから兄さまにお任せします。」
ごちそう様でした。と言いキッチンシンクにカップを置き水を張り、歯磨きを済ませると。
「将さん、おやすみなさい。」
ペコッと頭を下げた後、ソファに座っている兄さまの後ろからハグをしてパタパタパタっと逃げる様に部屋に入っていく。
(抱きついてしまいました……。
でも明日から離れてしまうから……。)
脱衣所、浴室、玄関、将さんの部屋、咲夢の部屋の鏡も全部大きくしてください。笑
この後、まだ画像確認しますよね?
悪戯したいので……。笑
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