まなみと小さな…でも僕的には大きな気持ちの溝が生まれまま、まなみは僕にどこで紀子達と会うのかさえ教えてもらえず当日を迎えてしまう。
しかも子供達をお義母さんを呼んで子守りをお願いしていて、遅く帰るのが予想出来た。
これでもし律子も怪しんでなかったら、僕1人だけ怪しんでいたら…と思うと怖いモノがあった。
しかしまなみと行動を共にしている律子からはそんなに頻繁に連絡が来る訳がないので、律子のスマホのGPSを検知して、まなみ達が今何処にいるか把握していた。
少し距離はあるが、とあるファミレスで動くなくなり、僕は安心して高田君と車の中で話をしていた。
しゅんくんは機動力のあるバイクで待機していて、僕の車の隣に止めて話に参加していた。
しかしそのファミレスの近くに関根らがいると思うと緊張から話も弾むことはなかった。
しゅんくんは律子とラインでやりとりをしているみたいだけど、りっちゃんによるとやはり、まなみは僕の事を疎ましく思っているみたいだった。
それに一緒にいるゆきさんの様子が何となくおかしい感じがするけど…気のせいかも?とか
久しぶりに会う気心の知れた娘達と話をして、関根の事がなかったら、もっと楽しいのに…とか報告があった。
しばらくするとファミレスから少し離れたカラオケボックスへと移動し…
不意にりっちゃんからあった連絡がカラオケボックスに移動したよとあってから途絶えた。
僕らは即座にそのカラオケボックスに移動したものの、ボックスナンバーがわからない為、無用な時間を過ごしてしまった。
しばらくするとカラオケボックスから律子のスマホが移動しだし…
何故か途中でGPSナビが検索出来なくなり、辺りに向かってまなみ達の姿を探すが…
カラオケボックスの店員に聞いても、まなみ達らしき娘達はお連れ様と帰りましたと言われて僕は目の前が真っ暗になるのを感じた。
きっと関根らに連れ去れたのだと…しかし何処に連れ去れたのかわからない。
そんな遠くに連れ去れた訳はないので、カラオケボックスの周りを捜しても、わからない…
するとりっちゃんのスマホのGPSが反応して移動しだした。
まるで反対方向だったので、先にしゅんくんがその場所に向かった。
そしてしゅんくんから連絡があり、その場所には律子の姿はなく、その場所にいたのはかなり取り乱した娘が1人いて、ようやくその娘はさやかさんで、まなみ達の旧友でまなみ達はどこかのクラブにいるらしい…
とりあえずその場所からさやかさんを僕らのいる場所までしゅんくんのバイクの後ろに乗せて来てもらった。
そしてさやかの口から衝撃的な事を知らされる…さやかの想い人が関根に捕まり、脅されてまなみ達に睡眠薬を飲ませたらしい…
泣きながら謝るさやかさんを慰め、僕らはまなみ達を助けにクラブに向かう。
それと同時に僕の古くからの仲間も呼んで向かってもらった。
※元投稿はこちら >>