「ねぇまな?…ゆうさんとの事なんだけど…」
…りっちゃんまでそう言うの?…
「ううん、そういうわけじゃないんだ…あたしも楽しみにしてるし…」
ならいいじゃない?あんなゆうすけさんなんて…知らない…
あ!きたきた!おおい、こっちこっちー!
(その日曜、まなみと律子は待合わせ場所にいました。ゆったりとした服装のまなみに対して、少しタイトな格好にした律子。ここでもその対比は周りの目を引きます。
律子が心配のあまりまなみにゆうすけさんのことを尋ねると、不貞腐れてそっぽをむいてしまうまなみ。ですが駅から紀子たちが出てくると、途端に顔を明るくさせ、両手を振って出迎えます)
「姫ー!ひさしぶりだねぇ!」
さやちゃん!もう姫はやめようよー
「何言ってるの?いつまでたってもまなは姫よ?
それにしても…相変わらず抱き心地のいい身体してぇ…ずいぶん良いものお持ちじゃありませんか?」
あっ…やぁん…もう、やめてよぉっ!
「…さやか?その発言…親父くさい…」
「いいじゃないの?
…りっちゃんも久しぶり。いつもテレビとか雑誌、観てるよ?実物みると…ほんと綺麗…」
「…やだ…恥ずかしいよ…」
「ゆきも何かいってやりなよ?」
「……あ、うん……」
ゆきちゃん、昔っから恥ずかしがり屋さんだもんねぇ?いつもさやちゃんと一緒だったから、2人付き合ってるって、よく男子にからかわれてたよね?
…って。あれ?もしかして…
「…そう…なんだよ…あの頃から…ホントの話…」
そうだったんだ!へえ!
…ゆきちゃんもすみにおけないね?
「お取り込みのところすみませんが、立ち話もなんなので、どこか入りませんか?」
「…のんちゃんの委員長節、久しぶり!」
「…さあや?」
「はい!今動きます!」
(関根の気配さえなければ、これ程楽しい時間はありません。気心の知れた集まりに、まなみの表情もとても嬉しそう。律子は複雑そうな顔をしながら、くっついて歩くさやか達3人の後をついていきます。
ふと横を見ると、終始俯いたゆきが…)
「ゆきちゃん?どうしたの?」
「っ!ひゃああっ…え、あ…ううん…何でもないよ?さやかがまなちゃんとベッタリだから…やきもち…」
「そうだよねぇ?じゃあ…そろそろあたしのまなを返してもらおかな?」
「…え?りっちゃん…も?」
(見上げたゆき。律子ははにかみながら、うん…と頷きます。2人は恥ずかしそうに笑い合うと、走ってそれぞれの想い人に抱きつきます)
「こら、そこ走んなぁぁっ!…あははははっ!」
(結局5人はお昼がてらファミレスに入りました。話は弾み、楽しい時間は過ぎていきます。)
そうなんだ!そんなことあったんだねぇ!
…あ、飲み物なくなっちゃった…りっちゃん、ドリンクバーいこ?
「あ、ウチらいってくるよ?ゆき、手伝って?」
「うん…わかった」
(みんなのぶんのグラスを持って、2人は席を立ちます。この時、律子はゆきの足が少し震えているのに気付きました。それでもその場の楽しさに流されて、たまたまよね?と見逃してしまったのです…
実はこの時、ゆきの膣内には関根がどこからか手に入れた、ゴルフボール程の大きさのローターが子宮にあたる奥まで入れられていました。イキそうになり膣圧が強まると止まる仕組みで、ゆきはずっと寸止めでイカされずにいます。さやかには、不穏な動きをしたら即マックスにしてゆきを辱めると言われていて…)
それにしても…あの2人がね?
「わたしもつい最近知ったの。お似合いだよね?」
そうだよね?まぁ、まなとりっちゃんには敵いませんけどぉ?
「あらぁ…まなちゃんも言うねぇ?
…?りっちゃん、さっきから黙ってどうしたの?」
「…ねぇ、のんちゃん…さやか、のんちゃんの連絡先どうやって…」
りっちゃんっ!!
「なになに?なに話してるの?飲み物、おまたせぇ!」
(確信に触れようとした律子を、まなみは険しい顔で遮ります。そこに見計らったかのようにさやか達が、ゆっくり効く睡眠薬を混ぜたドリンクを持って戻ってきました。まなみには特に長く眠る様に多めにいれて…
律子は疑ります。さやかの異様なまでの盛り上がり方、ゆきのなにかを我慢している表情…特にゆきの仕草に関しては、自分も覚えのある事をされただけに、顕著でした。
なにかある…これから何か…律子は気づかれない様にそっと、さやかの鞄の中に自分の携帯を入れておきました。そしてその予感は…)
ふ…ふあぁ…まな…なんだか眠たくなってきちゃっ…た…なぁ…
あ…あれ?のんちゃんも…なの?…もう…ねちゃっ…て…るの?
「まな!まな!ダメだよまな!
…あ…だ…め…あたし…も…さや…か…」
(あの後カラオケに行こうとさやかに誘われて、個室で楽しんでいると、まなみは急に眠気に襲われます。紀子はすでに眠らされていて、やはり!と気づいた時はもう遅く、律子も落ちていきます。
眠りに落ちる瞬間、律子は本当にすまなさそうな、泣きそうな顔で「ごめんなさい…」と何度も謝るさやかを見るのでした…)
「や…やっ…ぱり…か…
しゅんい…ち…?」
(最後に2人も守る様に律子が一番上に折り重なり、3人は眠らされてしまいます。そしてそのまま、寝てしまった友達を迎えにきた体で、関根の手下の男性数人に連れられてしまいます)
【さあ、始まります…
どうなることやら…大体の流れは作ってありますが、例によって着地点はわかりません。】
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