まなみが電池が切れた様に子供達が寝ている寝室で眠り、律子も星野くんに抱かれ寝室に…
期せずして唯さんとふたりきりになり、あれから唯さんは当時の婚約者と結婚したってまなみから聞いてはいたが、唯さんと会うのはあの日以来初めて。
何を話そう?と思案してたら「お酒飲みませんか?」と唯さんから誘われ、一瞬こんな時に?って思ったが、唯さんも唯さんなりに何かしら話を聞いて欲しいのでは?と思い「それじゃ、飲みましょうか?」と笑顔で答え、唯さんがビールを持ってきて、いつもはまなみにお酌して貰っているので、それが唯さんにして貰うのも変な感じがした。
俺もお返しにビールを入れて「この組み合わせは珍しいですね…」と話をしてると唯さんはまなみや律子の事を姉の様に母親の様に心配する姿が印象的だった。
俺は「今回の事はまなみの望む様にさせたけど…唯さんの言うように出来るならあの場所…広島に行かせたくはなかった、でもまなみと律子を繋げた縁がある紀子さんが何かに巻き込まれていると解ったから、それに俺の部下にも関係があったから行くことに反対は出来なかった。
ただ…あのまなみの姿を目の当たりにしたら、さすがに後悔したよ…まなみを苦しめるものから守ってやると約束したのに…」と行くまでの事情を含めて話をしていた。
だけど唯さんはまなみが当時どれだけ傷ついていたのか、出会った当時のまなみがどれだけ苦しんでいたのか、お酒の酔いも手伝って言った。
俺もまなみや律子の話で理解はしていた筈だけど、唯もまたあの事件の被害者…と言って良いのか、わからないがまなみの事を旦那がいる今でも大切に思っているのが解った。
そんな話をしているうちに唯さんは眠ってしまった…不意にあの日のまなみらとの出来事を思い出し、更に今日の紀子さんがされたであろう不埒な出来事が思い出され、急速にムラムラしてきたが、まなみは既に寝ていて今から自分の欲望だけの為に起こす訳にもいかない…
でも目の前にはまなみや律子とはまた違った魅力の唯が無防備な状態で寝ている…だけどもう人の妻、しかもまなみや律子が姉と慕う相手…そんな相手の寝込みを襲う何て出来るわけもなく、残りギリギリの理性で唯を抱き上げまなみの隣に寝かせ、誰もいない部屋のソファーに横になり、自らを慰めて眠りについた。
【まなみさん、唯さんとのくだり、こんな感じにしてみました。】
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