健二。
お互いの気持ちが通じあい、激しい一夜を過ごし…まるで夢の中の出来事だった気がしていたが、隣で裸で寝ている紀子の姿を見つけ、昨夜のことは夢じゃあなかったんだ!
でも竹田にバレたら何て言われるやら…でも良いんだ!これからは紀子と2人で新しく始めるのだから…
そう思いながら紀子の寝顔を見てると「ん…あ…おはよ…あっ…やだ…はずかし…
夢じゃあなかったんだよ…ね?わたしたち…」と同じようなことを思ってくれていて嬉しくてニヤニヤしてたら紀子が俺の頬をつねり「…痛い?夢じゃあないんだ…」と恥ずかしいのか照れ隠しのようだったが「紀子…いい加減人の身体で試すような癖を直せよ?…うん痛いよ?夢じゃあないよ?」と微笑んで答えると
「それにしても。いくら安全な日だからって…ちょっと出し過ぎじゃあない?赤ちゃん出来たら…」と言われ「ごめん…それだけ紀子が魅力的だった証だよ?
えっ…赤ちゃん出来たら…それはもちろん…」と言いかけた時「わたし…健二のお嫁さんになるよ?」と言い、幼い頃ままごとで同じ言葉を紀子に言われ「約束…今日からは…何があってもわたしたちはずっと一緒だからね?一緒に新しい2人になろうね?
何度でも言うけど、愛してます。
いつまでも側に…いてください…」と小指を差し出して言われて「約束、必ず守るよ?
俺も愛してるよ?紀子。俺の側にいつまでも一緒にいろよ?」と答え小指を絡めた。
感極まって泣き出す紀子を抱きしめると良かった!良かった!
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