律子が僕の胸の中で泣き止むまで抱きしめているとようやく涙が止まったみたいで顔をあげると、僕は優しく微笑みかけた。
すると律子が目を伏せた…少しすると律子が目を伏せたまま僕の頬を両手で手探り寄せると唇を重ねて舌を絡めてきた。
これまでの感謝と愛情がひしひしと伝わってきて僕は律子の頭を支えお返しとばかりに舌を絡めていると律子が僕の背中を何度も撫でていた
そっと糸を引きながら唇を離すと、そこには今まで見たことの無い顔をした律子がいた。
「また、知らない律子が見えた。」と呟くと
「…そうだね?見せていくよ?これからいくらだって…
でも…それはゆうさんにじゃないんだ…これからのあたしは、全て瞬一の為に…絡まってどうしようもなくなったあたしの心の糸玉を解いて、ちゃんと巻き直ししてくれたあの人の為…
でも…抜け出せなかった16の頃の泥沼から引き上げてくれたゆうさんにも…いまだけお裾分けしてあげる…」と言って律子が僕の膝の上に乗ってキスしてきた。
僕は律子にそう宣言されて、寂しくもあったけど、本当に強くなった、儚げな部分が消え失せとても魅力的な娘になった…
しゅんくんには悪いけど、律子が言っていた様にお裾分けして貰おうかな?
そう思って律子にキスを返して、そっと抱きしめた。
その時、一瞬律子の顔からまなみの顔に変わった様な気がして、もう一度見ると律子の顔だった…
僕はふわふわした気持ちのまま律子のシャツの上から優しく愛撫する様に身体を撫でながら触っていると律子の身体が気持ち良さそうに震えているのがわかり、僕はゆっくり胸を揉みながらシャツのボタンを外し、胸元をはだけさせ…
月明かりに照らされ、妖艶な雰囲気を律子は纏っていた。
すると律子が僕を見おろして優しく微笑み
「あなたとまなは…土砂降りの雨の夜の中交じり合って、始まったんだよね?
あなたとあたしは…月明かりが眩しい静かな夜の中…もう一度交じり合って…終わりにするよ?
抱いて?
ここで…あの頃のまなみたいに抱いて…
あなたをあたしの中に刻みつけて、あたしはここからまた歩いて行くからね?」と言われて…
僕はこれで本当に律子を抱けるのは正真正銘これで最後だ、それから僕という存在を律子が言った様に刻み込むしか方法は無い。
と思ったものの…あの頃のまなみたいに…と言われて僕は躊躇してしまった。
今更だけど、律子に対しても僕は酷いことをしてしまった…いくらまながゆりなを宿してエッチ出来なかったと言っても律子の気持ちを利用してまなの代わりに、まなにしたくても出来なかったことをしてしまった。
それなのに、今回、また同じような事をして良いのか?いくらこれで最後と言っても…
と葛藤しながら律子を見つめると…何故か律子の中からあの頃のまなみが微笑んでいる様な気がして…僕は…
律子をきつく抱きしめ「律子はいつもそうだったね?
僕が辛い時、苦しい時、悩んでいた時にはいつも助けてくれた…
僕もこれからは…これで律子から卒業しないとね?」と言って律子に覆い被さり、あの日と同じように律子をベンチに押し倒して…
そして、あの頃より大きくなった律子のおっぱいをブラを荒々しくずらして揉みながら唇を奪い舌を荒々しく絡め舌を吸いながら乳首を指先でコリコリと摘まみながら転がし、律子の甘い喘ぎ声が僕の欲情に火を点けた。
そうあの日のまなみを抱く様に荒々しさの中に熱い思いを込めて律子の身体を抱いた。
【まなみさん、お待たせ、
今回の書き分けも良いですね?
僕はまなみさん程の書き分けが出来ないので、羨ましいです。
りっちゃんにどこまでして良いのか、悩んでこんな感じにしました。】
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