律子とまなさんが過ごした一夜から数日が過ぎたけど、僕は律子がまなさんと溶け合って半分分け合ったと聞いて、頭では理解したつもりでいたけど、こうして律子を目の前にすると…
外観は変わらないけど、纏う雰囲気というのがゆりなちゃんが「かっこよくて可愛い」と評価した様に律子は凛とした可憐さの中にまなさんが纏っていた触りたくなりそうな柔らかさを感じて…
僕がじっと見つめていると「なぁに?しゅんいち…じっと見て…」「あ、いや…その…何か雰囲気が柔らかく感じて…」「んもう…恥ずかしいよ…ゆかりさんも言ってた。あたし…そんなに変わったかな?」「いや…その…外観は変わってないけど、雰囲気が…まなさんがいつも律子の腰に抱きついて甘えているような感じがして、律子が柔らかく受け入れているような感じ?」「そう、だね?確かにわたしもそんな感じするんだ。りつ、りつーっ!って子犬みたいに…」と話ながら僕は珈琲を淹れて、珈琲を飲みながら穏やかに笑う律子を見て、やはり解らない…と頭を振り、複雑な顔をしていると律子が寄り添って僕の肩に頭を置いて「…あたし、無意識に家族の愛を求めてるのかもね?
あの娘は直前の堕ちもあったから、半分のあたしと完全にひとつになって、あたしは早くに家を出て1人の時間が長かったから、半分のまなに寄り添ってもらう事を選んだ…」と話をする律子。
いくら世界一大事、愛してる。と言われても、僕は穏やかに目を細めている姿を見て、まなさんとの繋がりはこれまでの付き合いで良く知っている、その2人で過ごした時間の差は埋める事は出来ない事も理解している。
でも!僕だって律子と気持ちが繋がってから、それでもその積み重ねた時間に負けない位濃密な時間を律子と過ごして来た自負もある。
でも、穏やかな笑みを見せる律子を見て、僕にはこんな穏やかな笑みを見せる事が出来ただろうか?
それは冷静に考えて出来ないかも知れない…
そう考えるとやはり僕はまなさんにはかなわないのか?
イヤ!そんな風には思わないけど…だけど、だけど…と何とも言えない複雑な気分になっていると
律子が僕の頬に手を添えて律子の目の前に向かされ「…なんて顔してるの?妬いてるんだ…
バカね?相手は形のないまなだよ?雰囲気しか感じないじゃあないの…」「だからだよ!形のないまなさんだから…」「…って思うなら…あたしの中のまなの心も…あなたが奪ってよ?
あなたが抱く幻想のまなとあたし、2人まとめて…抱きしめて、あなたのものにして?」と話していると律子から唇を重ね、顔を撫でられ腕を首の後ろに回され、より深く重なり…
どちらともなく絡ませた舌は甘く感じ、律子が漏らした甘い吐息は仲直りにしたまなさんの息遣いを彷彿させた。
僕は律子の背中に腕を回し、徐々に力を入れながら抱きしめていると…
初めてまなさん出会った時の事を思い出した。
あの日は初めて裕介さんと会う日でもあって、酷く緊張して家に訪れた。
初めて見たまなさんは本当、小柄で笑顔が可愛らしい幼い感じの娘なのに、服の上からでも解る位胸が大きい…そのアンバランスさにドキドキした。
しかも娘もいる上にお腹の中にも第二子がいるお母さんということにも驚いた。
更に買い物に付き合ってと言われて一緒に出掛けたら、僕と話がしたいと言って連れて来られた公園の東屋でおかしな家族にようこそ!なんて言われて…
そこで初めて律子以外の女性を抱いて…しかもアナルで結ばれた。
あの日の出来事が急に思い起こされ…何故か抱きしめていた律子の身体がまなさんの身体に変化した様に見えて、僕は思わず服の上から変化を確かめる様に触りながら「律子…僕はいつも律子に助けてもらうばかりだね?
でも、これからは律子の中にあるまなさんも纏めて僕のものにするよ!」と宣言をしてベッドにお姫様抱っこして連れて行った。
律子の身体を愛撫する度に、いつもの反応とみたことない反応の仕方に僕は戸惑いながら続けていた。
この状態でいつもの様におちんちんを入れたらどんな反応を見せるのだろうか?
戸惑いと不安を感じながらいつもより入念に愛撫を続けていた。
【まなみさん、お待たせ。
ちょっと浅い理解で…こんな感じでよかったかな?もっと違った感情で書いた方がよかったかな?と
不安なりながら書き込みしました。】
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