(ただ唇を重ねるだけのキス。でも紀子にはとても嬉しいキスでした。頭がクラクラふわふわする不思議な感覚がしばらく続きます。
高田くんも同じ気持ちなのか、紀子を抱く手が震えていて…紀子は抱きしめる力を強めると、高田くんの唇を舌で何度かつつきます。)
くちっ…っちゅ…ちゅる…くちゅぅぅ…
んっ…ふ…ふぁぁ…んふっ…
(あまい…おいしい…いつの間にか高田くんの頬を両手で包み、躊躇いがちに口を開いた高田くんの中に入ります。絡み合う舌が音をたて、紀子の身体をゾクゾクと快感にかえて駆け巡らせます。
初めて味わう快感のキス。これまで嫌悪しかなかったキス。好き…好き…そう想いをこめて絡め続けるうち、蕩けるような甘い声が出始めます。)
んふぅ…はぁっ…けんじ…けん…じぃ…
んちゅ…ちゅくちゅくっ…くちぃ…
こんな…こんなきもちいいの…はじめて…
んっ!んちゅうっ…んむっ…んんんんっ!
(快感のキスに酔いしれるように唇を重ねます。
よほど嬉しかったのか、長く長く…涙が頬を伝い口元に…涙のあじ混じりになる頃、幾重にもキスの糸を垂らして紀子は離れます。そして少し俯きながら上目遣いに…)
はぁ…はぁ…はぁ…
ごめん…ね?けんじとのキスがものすごく気持ちよくて。
実はね…健二とキスしたの…2度目…なんだ。
初めては、小学生の時に健二が遊びに来てて、寝ちゃった時にね…こっそり…ファーストキス、あげちゃったんだ…
だ、誰でもよかったわけじゃないんだよ?
幼馴染から、異性として気になり出して…
そばにいるのが当たり前なんだけど、だけどその分わたしのことを1番よく知ってるのは…健二なんだよねって思い出したら止まらなくて…
部活のコーチに好意を抱いた時も、どこかに健二がいたんだ。でも…あの頃はお互い気持ちがものすごく離れてて…
(顔を紅く染め上げて、紀子は高田くんに話をします。今までずっとしまいこんできた想い。また溢れてくる涙をそのままに、目だけはもう離さないからと想いをこめてずっと逸らさず…)
わたしの「傷」は健二と逆だった。
あの頃の健二は、ずっとまなちゃんばっかり見てて…もっとわたしを見てよ?って、何度も口から出かかったんだ…
そんな時…あの事件が…
あの後、クラスの子みんな何かしら盗撮されていたっていう事を噂で聞いて、まなちゃんの次くらいの頻度でわたしが撮られてたのが本当のことだとわかった時…なにか言いようのない感情が込み上げてきたの。なんだか…物凄く黒い感情がね?
それからは…わたし、恋愛対象というより性的な対象として見られることに興奮しだして…コーチが気になったのも、あの人がわたしのことをそんな目で見てたからなんだ。好きなのはやっぱり健二。だけど…
(もう一度ゆっくりキスをします。今度はいやらしく舌を絡めて…高田くんは紀子のその黒い何かを舌と唾液を通じて感じます。唇を離して見る紀子の顔は…いいようのない色気を帯びていました)
…いま、すごくエッチな顔してるでしょ?あの時ずっとこんなんで…そんな時に関根に…狙われたの。
どこからか手に入れたプールの着替えとトイレの写真で脅されて…たぶんわたしがどこかで期待して妄想してた、まなちゃんじゃなくてわたしが標的にされて、誰にも見つからず酷い事されて犯されちゃうって事を関根にはされた…
最初はね?嫌だったの。だけど、健二のこと思い出して…今されてる事、健二に…っていけない妄想をしてたら…気持ちよくされて…関根に堕ちかけて…
あのまま流されてたら、そのうち飽きられて捨てられてそこでおしまいだったんだけど…
(ずるずる…と俯きながら紀子は高田くんの胸に頭をつけます。高田くんは紀子を離さないよというようにだきしめてくれて…)
そんなわたしのささやかな抵抗を、関根は見透かしていて…
「お前、俺と誰かを置き換えてるだろ!じゃあそいつがやらないような位に、これからメチャメチャにしてやるからな!」
って言われて、ホントにその通りにされたの…
わたしの中の健二ではしない様なひどい事たくさんされて…関根は苦痛に歪んで犯されるわたしを見て、喜んで犯し続けて…わたしはその度泣いてたわ。
今日…喉奥に入れられたまま出されて…一緒にいた子に目の前でいじられておもらしまで…
限界だった…初めて泣いて助けを叫んだら、みんな来てくれて、嬉しかった…うれ…し…かったん…だ…
(肩を震わせて泣いているようです。高田くんはゆっくりと紀子の身体を起こすと、顔をくしゃくしゃにさせて泣いていました。自責と後悔、そして高田くんがそばにいてくれる嬉しさ…紀子はその泣き顔のまま笑います)
…見ないでよ…こんな変な顔…
わた…わたし…ひくっ…今日のまなちゃんた…たちみて…変わらなきゃって…決めたんだ…
健二も…ココロ…開こうってしてる…わたしたち…これからだよ…ね?
…だから…
(紀子は自分から、高田くんの目の前でパジャマのシャツのボタンを外していきます。そして肘までスルスルとおろして…
高田くんの予想より大きかった胸。まなみという規格外がいるのですが、普通に見れば巨乳という範囲でしょうか?他の子よりも大きめな乳輪の先にある乳首はすでに尖っています。紀子はその姿を隠さずに、高田くんの手をとって、自分の左胸に押し当てます)
…んっ…
…感じる?ドキドキいってるの。
心臓、壊れちゃいそうな位鳴ってるんだ…
関根にも、コーチにもこんなにはならなかった…
それはきっと…健二と心から一緒になりたいって…ひとつになりたいって願ってるからだよね?
(すると今度はその手を下に動かします。さすがにそれは…と手を退けようとするのを両手で制して、そのまま下腹部に。ちょうど子宮の辺りで動きを止めます)
今までね?酷いこといっぱいされたけど、初めてだけは…頑なに守ってきたんだ。
それは…今、この時の為…日に日に、やっぱり健二じゃないといやっ!て想いが増してきて…叶わないかもしれないけど守ってきて…
ね?健二…わたしを…もらってくれる?
それで…わたしに勇気をちょうだい?
…関根と、関係をきりたいの。
あなたと身も心も繋がれれば、勇気…でるの。
わたしたち…2人で…変わっていこうよ?
あらためて…わたし、あなたが好きです…愛してます。一緒になって…くれませんか?
(まなみとは違う守ってあげたくなる、でもそれとは別に母性に溢れて包まれたくなる紀子の姿。今度は高田くんから紀子にキスをして舌を絡め、抱きしめます)
うれしい…身体中…すみずみまで…塗り替えてね?
もう…これだけで…とろけ…そう…
【さて、これからです!のんちゃんの事、今までの事を忘れさせるくらいにトロトロにさせちゃってくださいね?あたしも、お返事する時はいつもトロトロにされちゃってます…】
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