のんを抱きしめていると、のんが俺の胸の中で泣きながら
「よかった…よかった…あのまま…まなちゃんとして抱かれたら…のん…ホントのまなちゃんの事嫌いになるところだった…
現実でも…想いの中でも…健二の視線の先にはあの娘がいて…嫌な気持ちがグルグル渦巻いて…」と言っているうちに感情が次第に昂り、俺を見上げ「わたしの中の忌々しいあの娘への醜い感情はどう精算したら良いの?会う度にわたしの健二の気持ちを連れ去って行くあの娘の幻影をどう消したらいい?わたしは…わたしはあなたを好きな気持ちは…誰よりも長いのよ!ずっとずっと!あなたはもう覚えてないだろうけど…「お前を守ってやる」って言ってくれた日!わたしはあなたしか見えなくなったの!それなのに!それなのにぃっ!」って感情露にして言う紀子。
確かまだ宮島に出会う前の出来事だった、宮島程ではないにしろ、他の娘より発育の良かった紀子を上級生が性的嫌がらせをした時の話。
あの頃は幼なじみとして、守ってやる!って意気込みで上級生からのんを守った時に言った台詞だ。
まだ恋愛感情を抱いていなかった当時、本当にのんを虐める奴は許さない!俺が守ってやる!と良く言っていた。
だからこそ、この間の事件の時も、のんの良くない噂を聞いて、あの時は宮島を守れなかったから、のんだけは!あの頃より女性らしくなったのんだけは今度こそ俺が守ってやる!って意気込みで取り組んでいた。
紀子の俺に対する気持ちは少なからず気づいていたが、当時の俺は宮島の事もあったけど、それ以上にのんの事を幼なじみ以上に見る事は…
宮島を守れなかった事もあって、俺にはそんな資格はない、俺は人を好きになる資格なんてない!そう思って、のんと距離をおいてしまった。
それなのに!のんはずっとずっと!俺の事を思ってくれていた。
そんな紀子に報う為には…って思っていた時にのんが首を垂れて、俺の胸元に涙の雫をポタポタと何滴も落とし…何か言おうとした紀子の肩を強く掴み、「紀子!俺を見ろっ!」とものすごく真剣な顔をして言った。
紀子は目を丸くして俺を見るが、すぐに目を逸らそうとするからもう一度「のりこっ!」と叫ぶ様に言うと紀子は俺の瞳を見たまま涙を溢し「や、やっぱり…わたしむりだよぉ…まなちゃんを好きな気持ちごと…包んであげられない…」
「それでいんだ…むりしなくても…」「いつもずっとわたしだけを見てって!他の女になんて目もくれないで!って、叫ぶわたしがいる…醜い嫌なわたしがいる!」
「誰だってそんな自分がいるだろ?我慢するなよ!」「もうわたし!子供の頃からの様に、あなたの影からあなたを見ていたくない!あなたの隣に立って!死ぬまでずっと!あなたを見ていきたいの!」
「気付くのが遅くなってすまなかったな…もっと早く隣にこれれば…」「出来る訳ないでしょ!あんな…綺麗で…悲しい目をしながら…あの娘をみつめるあの頃のあなたの…あなたの隣に…いけなかった…」と話ながら見る紀子の顔を見て、胸がいっぱいになっていたら「…ねぇ、けんじ?残酷な我儘、言っていい?」と泣きながら微笑んで「…あなたの中の…あの娘まなみを…今ここで…消して?置いていって…
けんじの中のまなみがいなくなれば…わたしは嫉妬や憎しみに近い嫌な感情を置いていける。
自分勝手だってわかっている…でも、こうしなければわたしは…あなたも…まなも…今後見れなくなる……
お願い…もう…わたしだけしか…見ないで…」と言った紀子。
俺はそうだよな?小学生の頃からずっとのんは俺の事を恋愛対象として見ていた訳だから…
その間の俺は宮島の事を好きって言葉には出来なかったが、目で追っていた。
あんな事件が起こって、俺は人を信用する事をしなくなった。
でもこうしてあの2人に廻り合い、宮島らと宮島の旦那さんから俺に人を信用する事を教えてくれた。
そこで今回の事件が起こり、俺の中でのんの存在が只の幼馴染みではなかった!俺はのんを愛してる事がわかった。
俺はまっすぐ見つめるのんをそっと抱きよせ、のんの顎をクイッと上げてのんの目をまっすぐ優しく見つめ返し「俺は、今まで人と距離をおいて過ごしていた…それは人が信用出来ないと言いながら、自分が傷つくのを回避する為だった…そんな自分でも、のんは俺を見てくれていた。
今度は俺がこれからずっとのんしか見ないよ?
幼き頃の俺が言った様にこれからずっと俺が守ってやる!
宮島への気持ちを断ち切る!」と言って、紀子を抱きしめながらも、のんから視線を外す事なく、キスをして、舌を熱く絡ました。
それは紀子をベッドに寝かせ、愛撫は指で行い視線はのんから外す事はなかった。
のんの身体隅々まで、まるで視線で犯す様に見ていた。
そしておちんちんが萎えていたので、ゴムを外しのんにもう一度おちんちんをしごかせて、ゴムをつけ直して、のんの身体を少し起こし、のんに入って行くところを見せつける様にゆっくりとおまんこの中におちんちんを沈みこんだ。
【お待たせ、まなみさん。
こんな感じで、応えてみました。
多少露骨過ぎるくらい、のんちゃんの身体を眺めて、エッチしちゃった。】
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