「何かね?今日のまなちゃんとりっちゃん見てたらさ…関わった人みんながそれぞれの区切りをつけたみたいだったから…
のんね?気づいていたよ?けんじずっとそばにいてくれたけど、目はよくまなちゃんを追っていた事…怒っている訳じゃないんだ、ただ…今のまなちゃんは…」ってのんに言われて…
頭ではわかっていた。
もうのんと付き合っているし、宮島の事は忘れたって…
でも、俺の気持ちのどこかであの頃の宮島を忘れていなかった。
だけど、今日の宮島を見て、はっきりわかった、もう俺が好きだった宮島はもういなくなってしまったことを…
それじゃ俺の気持ちはどうすれば…何をしたら気持ちを吹っ切れる事が出来る?と悩んでいる時にのんからどんでもないことを言われた。
「けんじがまなちゃんを好きって気持ちに区切りをつけるためには…肌を重ねなきゃ…区切れないよね?唯さんはまなちゃんと交わったから気持ちだけで区切りが出来た。でも、けんじは…
正直に言ってね?その答えに対して、のんは何も言わない。」と先ほどまでおっぱいの中で動かしていた動きを止めて、優しい顔で俺を見るのん。
そんなのんを目の当たりにして、答えられずにいると「まなちゃんを…けんじが好きなまなちゃんを………
…抱いてみたかった?」って言われ…
深く深く悩みに悩んだ後、何とも言えない複雑な顔をして、ゆっくり…本当にゆっくり悩んで黙っていた。
俺にはのんって彼女が今はいるのに、こんな人の…しかもお世話になっている上司の奥さんになった宮島を抱いて見たかった…なんて言える訳がない!
そう思っていたのに…のんが優しく見られて…何故か好きだった頃の宮島の笑顔が重なり…ゆっくり頷いてしまった。
なのにのんは目を細めて笑顔を見せると、身を乗り出し、俺を押し倒す様に身を重ね軽くキスして抱きしめてきたかと思うと耳元で
「…その気持ち…のんにちょうだい?
前に言ったよね?まなちゃんを好きな気持ちごと、あなたを好きになるって…だから…今夜はそれであなたがあの娘への区切りが出来るなら…のんの身体…使って?
のんに…まなちゃんを重ねて…したかったことをして…その気持ち…のんにもわけて…お願い…」と言われて…
今まで自分でも気がつかなかった、まなみに対する思いが吹き出した。
「あの日、宮島があんな目にあっていた時、俺は何をしていた?
宮島があの担任に思いを寄せていたのは知っていた!それでも宮島を事が好きでよく見ていたのに、俺はあの日何を見ていた?
本当なら竹田じゃなくて、俺が先に気づいて宮島を捜すべきだった!そう出来ていれば、宮島や竹田があんな傷を負うことはなかった…
それなのに、それが出来なかった俺は…俺は…よりによって竹田を責めた!責めた上に叩いてしまった…最低な男だよ…俺は…
だから、宮島や竹田と再会した時は凄く嬉しかった…でもそれと同時に自分がしてしまったことを思い出した。
なのにあの2人は乗り越えて、俺を許してくれた。
と同時に現金なもので、当時より魅力的になった宮島を見て、思いが再燃しかかった…
でも、宮島は既に…頭ではもう納得していた。でも、のんが言っていた様にまだ好きって気持ちが燻っていた…
本当に良いのか?のん?
のんの身体を宮島だと思ってしても…」と初めて自分の気持ちを語り、のんの申し出を改めて確認する様に聞くと
「のんも…本当は、あの娘のこと妬ましく思う事があるの。ああは言ったけど、のんの一生の人の心の中にいつまでもいられるのは…羨ましい…って
でも、あなたのその素直で悲しい、綺麗な気持ちを身体に刻めるのは、のんだけなの。それはあの娘には出来ないし、させてあげない。
あの娘達2人、たぶんいろいろな気持ちや想いをすべて溶かして共有したんだ。
だから…のんたちも…しよう?けんじの花の種をのんの中に…隅々まで蒔いて?その為なら…
のん…わたしは…まなみになるわ…」と決して投げやりな言い方ではなく、のんもまた区切りをつけようとしているようで…
鼻と鼻が触れ合いそうな距離で真っ直ぐ見つめていたのんがそっと目を瞑るから…
それを合図となってのんを強く、激しく抱きしめ宮島に対して割り切る事が出来なかった気持ちをのんにぶつけた。
のんに激しくキスをして、舌を激しく絡め、胸を強く掴み乳首を指先で摘まみ潰したり、潰しながら舌先で舐め回し…
のんの身体を回してベッドに押し倒して太ももをまさぐり、既に赤く飛び出しているクリを遠慮なく指先で摘まみ、そして乳首と同時に潰しながらのんの身体に舌を這わしていた。
【けんじも、ずっと秘めていた気持ちを遠慮なくのんにぶつけたいと思う。
間違って投稿してごめん。】
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