高田。
しばらくして「お待たせーのんちゃん元気になったよー」と言って宮島が入って来て、その後から「みなさん…すいませんでした。ご迷惑…あ…」とキコが入って来てそう言っていた時よろめき…俺は咄嗟に紀子を抱きとめた。
「あ…ご…ごめん健二…つまずいちゃった…も…もう大丈夫だよ?」と紀子に言われたが…先ほど感じた小ささを身体全体で感じて…キコってこんなに小さくて華奢だったのか?でも…意外におっぱいおっきくて…身体がとても女の子らしく柔らかくて…
って思ったら思わずギユッと抱きしめた。
「おやおやぁ?」「おやおやぁ?」とまた茶化す様に2人に下から覗き込まれ…
驚いたのか嫌がったのか恥ずかしいのかわからないけど紀子は慌てて離れると今度は宮島がギユッと抱きしめ「それじゃまなたちはこれから女子会2をしてきまーす、覗いたら怒るからね?」とはしゃぎながら紀子の背中を押して居間から出て行く宮島。
裕介。
居間からまなみがはしゃぎながら出て行く際に
足がかすかに震えているのが見えて…
いくら大丈夫と言っていても、やはりこの地はまなみにとってはトラウマの地なんだと改めてまなみの様子を見て解り、まなみを守るつもりでこの地を訪れたのに…と今はまだ何も出来ない自分に少し苛立っている時に…
「ゆうさん、これ…のんちゃんの鞄から…」と律子が声をひそめて渡されたモノは…
なんと盗聴器だった!
もはやもうこの行為は犯罪以外の何物でもない!一同声も出せずに驚いていた。
瞬一。
りつこちゃんの顔を見ると、とても険しい般若にも似た顔をしていて、盗聴器に向かって「関根!どうせこれ聴いて、ニヤニヤしているんでしょ!
あたしの大事な友達を傷つけて苦しめて!あたしはあんたを絶対に許さない!
どこにいようがなにをしていようが追い詰めて、必ず罪を償わせてやるから、覚悟して待っていなさいよ!あんただけは…」と言う律子に
これ以上言ったら駄目だと思って盗聴器を奪うと壁に叩きつけ、りつこちゃんをきつく抱きしめた。
りつこちゃんはフーッ!フーッ!と荒い息を繰り返し吐き、堪えていた涙を大粒にしてポロポロと溢して、僕の胸の中で大きな声で泣き出した。
僕はそのまま裕介さんや高田君の目を気にする事なくギユッと抱きしめながら「りつこ!怒りでこれ以上自分を見失わないで!りつこはアスリートだろ?怒りをコントロールして!怒りに身を任して動こうとしないで!」と言って律子の怒りを吸い取るようなキスをして、落ちつかそうとしていた。
関根。
盗聴器をニヤニヤしながら聴いていたら、いきなりがさがさと音がして聴こえなくなったと思ったら、面白い文句を言う女の声が聴こえてから盗聴器が壊されたらしく、完全に聴こえなくなった。
側に縛って吊るしていた美由紀の身体を揺らして一気にオマンコの奥の奥まで突き上げて、「面白いじゃあないか!俺を追い詰めてみせろよ!結局泣きをみるのはお前たちの方だ!」と言って美由紀の中で果てた。
【まなみのイメージ通りで良いですよ?
口だけは大口叩くけど、実際には自分では何も出来ないヘタレって感じです。】
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