僕が「2人それぞれの花を…」と言うと「…ふふ…2人それぞれの花か…
じゃああたしも、瞬一の花…大地にしっかり根を張って、どれだけ風に晒されてもしっかり支えてくれる…雄々しくて綺麗な花を…咲かせなきゃね?」と律子が穏やかに笑って、身を屈めてキスをしてきて…
僕は嬉しくなって舌を絡めていると律子が「…ちょ…あん…だめだよ…昨日散々したばっか…」と身体をピクピクさせるから、僕は耳から首筋を撫でていると、甘い声を上げて僕の身体に沈み込んでくる律子。
僕も気分が盛り上がってきて、更に身体を撫でていると「ん…ああぁっ!ダメ…だ…ってばぁ!」と言う律子に「こんな律子を見てたら…したくなってくるよ…」と耳元で囁くと「…えっ?あたしを見てると…したくなっちゃう?…じゃまた今夜ね?」と紅潮した様子で律子は僕の身体をグイッと引き離した後、抱きしめながら今夜ね?と言うから…
引き離された時は残念な気持ちになったけど、抱きしめられて「…わかったよ…」と照れ臭そうにして答えた。
部屋の時計にふと目をやるとチェックアウトの時間が近くなっているのに気づき「律子、それじゃそろそろホテルから出よう。」と言って律子の荷物と自分の荷物を持って精算して、律子とタクシーに乗って、次の目的地小樽に向かい小樽運河クルーズをした。
夜になっていて、ガス灯がとても綺麗で律子と一緒に見入っていた。
そして予約していたホテルへ向かった。
【まなみさん、りっちゃんの方を先にと言う事なので、旅行先を変えてみました。
やっぱり考えの中に入っていましたか?
ある程度は読めたけど…まなちゃんのダークな面は読めなかった…】
※元投稿はこちら >>