ホテルに入るまで色んなところを巡ったけど、上の空の僕に「ふふ…変な瞬一」って言う律子だけど、時折顔を赤らめて、俯くのであたしなんてことを…って思っているみたいで「そう言う律子だって、時々顔が赤くしたりして…り、律子だって変だよ?」と言い返したけど…
もう意識は今夜に向いていて、律子と楽しく話をしていても、どこか気分が浮わついていた。
次第に日が暮れだし、ホテルへ移動しだした頃には次第に緊張から口数が僕は減って来た。
律子をこれから抱ける…そう思ったら…別にこれが初めてでもないし、何回も抱いている筈なのにまるで、初めてのあの日みたいに胸が高鳴っていた。
あの時は別々の部屋に泊まっていたけど、パジャマ姿で律子が僕の部屋に訪ねて来て…
と初めて律子を抱いた日の事を思い出していた。
どんな食事をしたのかわからないまま済ませ、ホテルにチェックインして、部屋に入ると律子はまるで子供の様にベッドにダイブして、仰向けになると天井を見上げてから…「今日は楽しかったなぁ…ほんと羽を伸ばすって…こういう事を言うんだね?
ありがと、瞬一。
おかげで少しずつだけど気持ちが楽になっていくのがわかるの、あたし…」と穏やかな笑顔で語る律子。
「それなら、良かった!気持ちが楽になってくれたら…この旅行に誘った甲斐があるよ?」と言って律子を見つめると律子と視線が合って…
一瞬の沈黙が訪れ…
イヤでもこの先の事を思い出して…
…
その沈黙を破ったのは律子だった。
「お、お風呂入ってこ」とまるで逃げる様に言ってお風呂に向かった律子。
律子がお風呂に入っている間、僕は(このままじゃ駄目だ!今の律子を一度バラバラにして僕の手で組み直すにはどうしたら良い?
何をしたら良い?このまま律子を抱いて良いのか?
もちろん抱きたい!以前の様に…でもあの時みたいな事になったら…
イヤ、今の律子なら大丈夫だと思う…だけど…だけど…)とあの日の事が思った以上に負担になっている事に気づいたが、それでもあの日律子が身体を張って僕のトラウマを治してくれた様に今度は僕が身体を張って、律子を治してやらないといけない番だ!
だからそんな事で挫けている場合じゃない!
と自分を鼓舞していると、律子がお風呂から上がって「…お先。瞬一もどうぞ…」とバスローブにくるまった律子が言った。
「あ、あぁ…それじゃ行って来るよ?」と言ってお風呂に向かった。
身体を洗いながらふとタクシーでの会話を思い出した…そうもう僕たち夫婦なんだ。書類とか式とかそういった儀式的なモノはまだだけど、今日が僕たちの初夜なんだ。と何故か思った。
それでいつもより入念に身体を洗い、その思いを律子にも伝えよう!と思ってお風呂から上がった。
律子を見ると何となく緊張して、向かい合って僕は正座して座っていたら「…おかしいね?
いままでたくさんたくさん、瞬一があたしの中にきてくれているのに…まるで今から初めてするみたい…」と律子が僕の手を取って言った。
「おかしい事ないよ?律子と僕はこれから夫婦になって、初めてするんだから…」と言って律子を見つめると律子は僕の手をバスローブの下に入れた。
バスローブの下は裸で柔らかな胸から鼓動が伝わり…
「あたしね?船からこっちぼんやり考えていたの…この旅でバラバラになるにはどうすれば?ってね……さっき、わかった。あなたに…あたしの中から…頭真っ白になるくらいしてもらうのが、一度バラバラになる方法なんだって。そこからまたもう一度…」と言って僕に寄り、ゆっくり長く、ただ唇を重ねるだけのキス。
それだけでも律子の気持ちが伝わり…
夫婦になったからこそ、一度律子をバラバラにする必要があるんだ!と改めて思っていると…
ようやく唇を離した律子が涙を流し震える声で「…怖いとか…恐ろしいとか…そんなの感じられなくくらい…たくさんたくさん愛して…
瞬一…あなたに…あたしの心と身体…預けます。今から…あたしをバラバラに…して…下さい…」と僕に頭を預けたまま言った律子。
「わかった…愛しているよ。律子。」とギユッと抱きしめ、そっと髪を撫でて綺麗な顔の律子を見つめ、そっとキスをしてゆっくりベッドに寝かせ、バスローブの前を広げ、明るいままの部屋で律子の胸をゆっくり揉み、乳首を舌で転がしながら甘噛みして…とまずはいつも通りにし始めた。
律子にキスを舌を絡めながらして耳元で何度も「愛しているよ?」と囁き、太ももを撫でながら足を開かせクリを優しくゆっくり弄りながら律子を感じさせて、濡れているのを確めてから
「律子…入れるよ?」と割れ目におちんちんを擦りつけて言った後、ゆっくりと入れた。
久しぶりの律子のおまんこの中はとても熱くて気持ち良かった…でもこの後、いつもなら腰を上げて奥まで突き入れるところだが…
脳裏にあの日の事が…だけど律子の言葉を思い出して、いつもの様に律子の意識を根こそぎ刈り取る様に突き入れる。
「律子!愛しているよ!愛してる!」と言ってガンガンと子宮に突き入れていた。
そう僕の大きすぎるくらい大きくなっているおちんちんで、律子の身体の中から色々なモノを全てをなぎ払い、なぎ倒し、消し去って、僕だけを見ていろ!と言っているような激しさだった。
律子が怯えた顔をしていても、しっかり瞳を見つめ「僕だけを見て?他の事を考えないで!」と言って続けていた。
【まなみさん、お待たせ。
りっちゃんがどんな反応を見せるか不安だけど、しゅんくんならこうすると思ってしました。】
※元投稿はこちら >>