あああっ!やだっ!やだやだっ!お願いやめて!
まなっ!まなあああっ!
(それからしばらく後のある夜、律子は夢を見ます。それは心と身体に傷を刻みつけられたあの事件…犯され尽くされたまなみはぐったりと倒れ、意識があるのかないのか分からないような虚ろな瞳で、焦点が定まらずどこか遠くを見ているよう。
「次はおまえだ…」先生はそういうと、律子の頭を押さえつけ、お尻を上げさせます。ろくに濡れていないおまんこに、とうてい受け入れられない程の大きさのおちんちんがあてがわれて…)
やだっ!いやいやいやっ!いっ…
うぎいいいいいっ!あっ!ぎゃあああああっ!
っ!うぷっ!んごっ…
…はっ!
…ゆめ…か…
(メラメラメリッ!と音をたてて身体の中に許さない物が入り、その嫌悪感に叫び嘔吐するその瞬間、律子は目を覚まします。息は荒く、布団を握りしめて…隣ではしゅんくんが寝息を立てていました。)
また…この夢…もう何度目?
(律子は起き上がり、水を飲もうと台所に。コップを取ろうとしますが手を滑らせて落としてしまいます。なにげにかがんで手を伸ばしたその時…)
っ!ひっ!な…
んぶっ!げぇぇっ!おごっ!おええええっ!
(瞬間身体中を恐怖が走ります。訳もわからず怯えて身体が硬直し、そのまま流しで激しく吐いてしまい…異変に気づいたしゅんくんが駆け寄ってくれて背中をさすってくれました。)
おっ…げふっ…かはあ…
しゅんいち…ありがと…もう大丈夫だよ?
なんか、食べ合わせとか…まずかったのかなぁ?
「りっちゃん、久しぶりに泳ぐ姿見るけど…飛び込みのフォーム…変じゃない?なんだか…腰が引けてるよ?泳ぎ自体は問題ないんだけど、ターンの時とかも躊躇いみたいなのあって…タイムも良くないなぁ…」
(その日は久しぶりにゆかりと一緒に泳いでいました。泳ぐステージが上がり、ゆかりの手を離れてもやはり師弟。ゆかりは律子の泳ぎの乱れを即座に指摘しました。)
う…うん…なんだか…最近調子悪いの…うまく身体が動かないというか…なんというか…ね…
「そっかぁ…まあ、調子の浮き沈みはあるからね?そんな時は泳ぐのやめて、だんなさんに癒やして貰えばぁ?」
…うわぁ…ゆかりさん、やらしい顔してる。オジサンみたいよ?それに、まだ旦那さんじゃ…
「何言ってんの!もう確定でしょ?この幸せ者がぁっ!」
(そうだよね…ちょっと頭を切り替えてみようか…
その時はそんな軽い気持ちでした。そしてその夜、どちらともなしに手を繋ぎ、キスをして…)
んっ…あっ…はああっ…あ…ああぁ…
ひあうっ!そんなっ!クチュクチュって!やだあっ!
…んっ!おあっ!んおおおおっ!
(丁寧に愛撫されて、おまんこをトロトロにさせられます。お尻までびちょびちょにされる頃、しゅんくんのおちんちんに貫かれ、官能的な律子に切り替わります。どちゅんどちゅん!と突かれるたびにビクンビクン!と反応して、湧き上がる声を口を押さえて必死に堪えます。ですが、奥まで捩じ込まれると抵抗できなくなり、シーツを握りしめて叫び…)
おあああああっ!あぎっ!おおおおあっ!
くるしいっ!でもいいよおっ!しゅんいち!もっと深く!おくまでぇっ!
ひあああああっ!おっ!おっ!おっ!んあおおおっ!
(いつものように横にされると、さらに奥にねじ込まれます。いつもと変わらず、彼にしか見せない鳴き方で律子はよがり、求めます。しゅんくんも、この所の心配も杞憂なのか?と思いつつ体位をバックにかえて、律子お気に入りの潰すようにのしかかった時でした…)
あおっ!んっ…あああっ!やだっ!はなしてっ!
(のしかかられた瞬間、律子は人間が一瞬出せる物凄い力でしゅんくんから逃れると、険しい顔で叫びます。布団を身体にまきつけてベッドの端に逃げて怯えた表情を見せて…が、すぐに我に返るようにすまなさそうな顔をします)
ご…ごめんしゅんいち…そんな…そんなつもりじゃなかったの…
実はあたし…あれから…関根の一件があってから…何かおかしいんだ…うま…うまく…からだが…動かなかった…り…泳げなく…なっちゃって…たり…
(わかってた…その一言だけを言われると、たまらなくなり、律子はしゅんくんにとびこみ、胸の中で静かに泣きます。自分の身体の異変を自覚して、見えない出口を探すように震えて…
そしてそれから数週間後です…)
「りっちゃん…あれから連絡ないけど、元気かなぁ?…あ、もう!ゆりなったらテレビつけっぱなし……え?」
『速報です。たったいま発表があった模様ですが、オリンピック候補に名があがっていた、水泳の竹田律子が、活動休止するとの情報が入ってきました。期間などの詳細は明らかになっておりません。
くりかえします…』
「な…どういう…こと?とにかくりっちゃん!」
(ある日の夜、まなみは律子の心配をしながら夕飯の片付けを済ませて、リビングにつけっぱなしのテレビを消そうとリモコンに手をかけます。夜のニュースが始まり、その中で律子の活動休止の速報が…
まなみは慌てて律子に電話をかけます)
「…あ、星野くん?まなです。
りっちゃん、今テレビ見て…あの…
…え?大丈夫だから…関わらないでって…
あのっ!ほしのく…あっ…」
(いつもなら優しく、律子に変わりますね?って言ってくれていたしゅんくんが、わざとまなみを遠ざけるように冷たく「関わらないで」と言うと、何も言わずに電話を切ります。そしてそのまま電源を落として。)
…しゅんいち?だれ?
(自覚してから体調の崩れは早く、砂の城が崩れるように、今の律子は寝ている時間の方が長くなってしまっていました。しゅんくんはなんでもないよ?というと、携帯を律子から遠ざけるように置いて、律子のそばに寄り添います)
「なんだろう…星野くん、おかしい…
でも、りっちゃんが弱ってるのは確かだ…
今度はまなが…まながあの子を助ける番だよね…」
(携帯を胸にしっかりと抱きしめて、まなみは決意を固め始めました。)
【お待たせです。ここんとこ忙しくて…】
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