知らない。
こんなの、知らない。
ズン、ズンと突き込まれるたび、一瞬、一瞬で人生で感じた快感の頂点が更新されていく。
奥にまで届く長くて太い男性器が、ルージュ自身知らなかった弱点を責めてくる。
一番奥に腰を押しつけられたまま、熱い男性器よりもさらに熱い精子がドピュドピュと音を立てて注ぎ込まれる。
勇者様の精を受けたときにはわからなかったけど、奥に、子宮に、届いてるのだとはっきりとわかる。
本当に届く暴力的な射精を受けたからこそ感じたからこそ、勇者様のそれが物足りないものだったと思ってしまう。
質も違えば量も違う。ほんの一瞬、びゅる、と溢れて終わりの勇者様とは違い、ナジットさんの射精は何倍もの量だった。
水っぽい液体ではなく、ゼリーのような濃厚な塊が、子宮を自分のものだとでも言いたげに占有していく。
「んぁあ……ぁひぃ……」
もう意味のある言葉もだせずに、蕩けた声だけが溢れる。口の中には蜜のようなナジットさんの味が残っていて、よだれと一緒に残り香を飲み込む。
射精を終えてしばらくの間、そのままの体勢で繋がっていたナジットさんが男性器を引き抜いていく。
自分の中を満たしていたものが失われていく感覚を名残惜しく思って、膣がキュッとキツく締まる。
やっと、終わった。
嫌だったわけではない。
だけど、あまりにも濃密すぎて、どれだけ時間が経ったのかもわかっていなかった。
そのままさらに数分経って、トンでいた思考が戻ってくる。そんな頃、
「少しは落ち着いたかな?それじゃあ…二回戦を始めようか」
「え……?」
ナジットさんの言葉の意味がわからなかった。
二回戦?
何を?
その答えは、ナジットさんが誇るように見せてきた男性器を見て理解した。
ナジットさんの男性器は射精したのに、まだ大きいままだったのだ。
言われるがまま四つん這いで尻を突きだすと、硬いままの男性器が後ろから突き込まれる。
硬さもなにも一度目と変わらない。劣るどころか、むしろその逞しさは増してすらいるように感じる。
勇者様とはしたことのない、変態的な体位でのセックス。背後から胸を揉まれながら奥を突かれると、自分の全部が支配されているような気持ちになる。
淫乱な体を持ちながら、何も知らなかった頃にはもう戻れない。
※元投稿はこちら >>