口の中に苦味のある味が広がっていく。
まるで口の中をマーキングされているようなのに、体は自然とねだるように性器を吸う。
最初は苦く感じていたはずのそれが、蜜のように甘く感じて、ルージュはどんどん飲み下していく。体が帯びた熱が、ワインを飲んだときとは比べものにならないほどに増して、ルージュの中でいやらしい気持ちがわき上がる。
「そろそろルージュもこれが欲しくて堪らないだろう?さぁ…両足を自分で開いてごらん…」
言われるがまま、仰向けになって、擦り合わせていた太腿を開く。
勇者様しか知らない割れ目は処女同然にぴたりと閉じていた。
ルージュ自身でも驚くほどにぐちょぐちょになった割れ目が、空気に触れて湯気でも上げそうなくらいだった。
朦朧とした意識の中で、マトモに頭はまわってなくとも、それでも、そうすることがどういう意味なのかはわかっていた。わかっていて、受け入れていいと思えるような奇妙な感覚がお腹の奥でキュンキュンと訴えかけてくる。
ナジットさんはルージュにのしかかってくると、太くて熱い男性器の先端を、ルージュの割れ目に押し当ててくる。
「ぁんっ、はぁっ、ぅぅんっ」
勇者様がせいいっぱい腰を打ち付けてきたときよりも何倍も強烈な快感に、それだけでルージュは達して体を痙攣させる。
勇者様なら、準備は大丈夫かと過保護なくらい聞いてくるのに、ナジットさんはそんな気遣いなく、ルージュの内側に挿入してきた。
「んひぃぃぃっっ」
みち、みちみち、とルージュの知っていたものとはまるで違うサイズ感がルージュを拡張していく。まだ半分も収まっていないのに、とっくに勇者様の先っぽが届いていた部分を越えていて、本当に誰も触れたことのないルージュの奥の奥にまでナジットさんの熱いものが届く。
ほんのわずかに進む一瞬にも満たない時間のたびに、ルージュは達していた。
人生観を塗り替えてしまいそうなくらいのものすごい快感だった。
「こんなに淫れて…厭らしい子だ。勇者とのセックスよりもずっと気持ち良いのか?」
連続する絶頂でもう何も考えられなかった。
考える余裕もなくて、ほとんど無意識のうちにルージュはこく、こくと頷いて見せる。
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