いつの間にか、ルージュ殿と呼んでいたのが呼びつけになっていたのも気にはならなかった。
口の中を舌で愛撫されるという未知の快感に、軽い絶頂が連続する。
いかにも軟派な男が口にするような、歯の浮く台詞に唆されて、ベッドに押し倒される現状を受け入れてしまう。
胸を揉まれるだけでも、今までに感じたことがないくらいの強烈な快感で何度も達した。
ナジットさんの太い指は、勇者様はもちろんのこと、ルージュ自身以上にルージュの体を理解しているみたいに的確に快楽を与えてくる。
もう何度達したのかもわからない。酩酊したように目の前がゆらゆら揺れて、マトモに何かを考えることもできなくなった頃、ナジットさんの男性器が顔の前に突きだされた。
よく見て、という言葉に忠実に、それを見つめる。
ナジットさんが服を脱いだときから、視界の隅には映っていたそれは、近くで見ると想像以上のものだった。
他の男性を知らないルージュは、どうしたって勇者様のそれとナジットさんのものを比べてしまう。
大きい。長いだけじゃなくて、太い。海産物を煮詰めたような強烈な臭いは、普段なら吐き気すらしたはずなのに、今は不思議とかぐわしくすら感じる。
股間が切なく疼いて、ムチッとしたふとももを擦り合わせてしまいながら、よだれで満たされた口を開く。
「あぁ、むっ……」
勇者様相手にもしたことはあったものの、大きさがまるで違う。
顎が外れそうになりながら咥え込んで、だけどその程度。
性技としてのテクニックは身につけておらず、ルージュはただ稚拙にそれに吸いつく。
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