(そのシナリオで大丈夫です。よろしくお願いします)
「ふん。下等な猿の城にしては美しいな」
国力が増して新築されたフェムダムの後宮、
その主である皇女に仕える美形女性兵士に
首輪に繋がれた鎖を引かれながら、長身の美姫が
廊下に敷き詰められた絨毯の上をスラッとした背筋を伸ばし、
エルフ伝統のタイトスーツに包まれた爆乳を揺らしながら
最深部にある巨大な扉へと入っていく。
部屋の中には怪しい芳香が漂い、植え付けられた
愛しい父の形見がムズムズするのを感じる。
(くっ。催眠香か?小賢しい猿め)
「殿下、お命じの通りサファイア王女をお連れしました」
皇女の寝室に通されると皇女の兵士はドアの向こうへと下がり、
部屋には王女一人が残される。
部屋の中心に立たされたまま、探知魔法を使って
部屋の様子を探っても一切の反応がない。
敵であり魔法に長けたエルフへの魔法防御は完璧という事だろう。
そして国を滅ぼした仇敵の姿を初めて目の当たりにする。
「はじめまして猿のお姫様?お機嫌麗しゅう」
長身のエルフ姫は皮肉を込めた言葉を口にする。
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