「わぁ!美味しいっ!こんな美味しいお寿司初めてかも…」
沖島さんが獲った魚で作ったという寿司は、ネタになった魚が新鮮で都会で食べたものとはまるで違うもので、思わず藍美の口からは感動に近い声が自然と漏れ出ます。
(空気も食べるものも美味しいし…お義兄さんも…その友達もみんな優しいし…私も早く前を向いていけるよう頑張らなきゃ…)
お寿司を平らげたあと、義兄から勧められお風呂に浸かるために案内された脱衣所て服を脱ぎながら藍美は考えていました…
その様子を仕掛けられたカメラて撮影録画されているとも知らずに裸になると手すりを頼りに浴室へと入ります。
(お風呂もけっこう広いわね…私たちの狭い家とは全然違う…)
義兄から押し絵られた事を確かめるように手探りでシャワーの位置や石鹸、シャンプーの置き場などを確認すると身体を洗いはじめました。
そんな浴室の壁の一面がガラス張りになっていることも藍美には分からず…
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