(今朝、出掛けに早く帰れるって言ってたから…今晩は貴明さんの好きな手作りハンバーグにしようかな…でも…午前中に家に戻って来ちゃったし…仕事…早く終わるのかなぁ…)
歩きながら、そんな事を考えていると目的の商店街へと到着します。
アーケードのある商店街には、様々なお店が並んでいます。
(まず挽き肉を買って…あとサラダの野菜も買わなくちゃ…あっ…ついでだから会長さんにこの前の旅行のお礼言わないと…)
会長で肉屋さんの店に他の店の主たちが集まり、ついさっき撮られたハメ撮り動画の鑑賞会をしているとも知らずに肉屋へと向かいました。
「こんにちは…あの…挽き肉を…」
亜希子が店に入り声をかけると奥から会長さんが顔を出します…貴明さんとは似ても似つかない会長をついさっきまで貴明さんと思い込んでいた亜希子ですが、今は催眠状態ではなく「肉屋さん」に見えていました。
「いらっしゃい…挽き肉ですか?ちょっとお待ちを…」
普段と変わらぬ肉屋さんてしたが、亜希子は気づかずにいましたが、その目はニヤニヤと笑っていたのでした。
「ええ…今日は珍しく主人が早く帰ってこられるみたいで…ハンバーグを作ろうかと…」
そんな会話をしていると店の奥に他の店の店主さんたちが居ることに気づきます。
「あっ…皆さんもいらっしゃったんですね…ちょうどよかった…この前の旅行のお礼を言いたくて…ホントにありがとうございました…とっても楽しかったです…」
来客が亜希子だと分かり、他の店の店主さんたちも店に出てきて、旅行の話で盛り上がります…
「料理もすごく美味しかったし…宴会…最高でしたね…特に催眠術ショー…あれには笑いが止まらなくて…今思い出しても笑えちゃいますよね…だいだい催眠術なんかに掛かる人なんているのかしら…」
「ホントにそうですよね~」と店主さんたちも笑っていましたが、それは亜希子の笑いとは違い、「馬鹿な女…」「催眠術に掛かってハメられてるのも知らないで…」という笑いでしたが、そのことに亜希子ご気づくはずもありませんでした。
そんな時、亜希子のスマホにラインの着信音が…貴明さんからでした。
(えっ?そんな…早く帰ってくるって言っててのに…)
仕事の都合で帰りが遅くなるというラインで、亜希子の表情が曇ります…
それに気づいた肉屋さんにどうしてのかと聞かれ…
「主人からなんですけど…仕事で帰りがかなり遅くなるって…いつもこうなんですよ…仕事だから仕方ないんですけど…」
会長さんと店主さんたちに挨拶をし亜希子は店を出ましたが、貴明さんの帰りが遅くなることを話したことは、貴明さんに成りすまし亜希子を犯す時間があると告げたようなものだったのです…
ありがとうございます。
店主さんたちの会話…ドキドキします。
裏でこんな会話をされているのも知らずに貴明さんに抱いてもらえたことを喜んでいる…
こういうのが大好きで…
八百屋さんごどんな性癖を持っているのか楽しみですが、夜なので八百屋さん行きつけのアダルトショップへ買い物へ行き、店の中でセクシーランジェリーや衣装に着替えさせられ…とか面白いかもしれませんね。
あるいは夜の公園に連れ出されホームレスに覗かれながら…とか…
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