ボクは、ベースボールキャプを脱ぎ、長い黒髪を下ろした。
男の子だと言っていたのに、ボクが実際に長い黒髪と大きな瞳で
ヒロ兄ちゃんに女の子みたいだって言われないかドキドキしていた。
ヒロ兄ちゃん
(碧がこれだけで、こんなに化けるなんて・・大収穫だな)
と弘樹は興奮を隠していた。
そして、続いてスカジャンも脱ぎ、下着のTシャツ姿に・・・。
スポブラも何も着用しておらず、乳首が自己主張していた。
ボクはTシャツを脱ぐことを躊躇してしまう・・・。
ヒロ兄ちゃん
「ほら、Tシャツも脱がないと・・・スーツ着れないよ」
最近、膨らみだした胸を見られたら、また女の子扱いされると思っていたのだった。
ヒロ兄ちゃん
「ほら、男の子なんだろ・・・男同士なんだから、サッサッとしないと・・・」
あえて男の子を相手にするように、ヒロ兄ちゃんはボクを急かす・・・。
ボクは、目を瞑って躊躇なく、Tシャツを脱ぐと、柔そうなまだ幼い乳房がブルンと揺れた。
一瞬、ヒロ兄ちゃんの目がニヤけた様な気がしたが、きっと大丈夫と自分に言い聞かせてのだ。
ヒロ兄ちゃん
(可愛いオッパイだね・・・近々、たくさん揉んで上げるからね)
そんな気持ちを隠しながら、ボクの幼い乳房を見て見ぬふりをするのだった。
普通なら、『オッパイ膨らんでいるから女の子だったのか』とか反応するけど
男の子だと思わせるため、全く触れずにいるのだった。
下半身はピタッとフィットしているレギンスなので、そのままでボディスーツを
着せられた・・・。
ウェットスーツの要領で、ボディスーツを着ると、乳房と股間の部分はピッタリと密着して
機械に繋がれた、リストバンドを手首、足首にはめ、手袋と足首までの靴を履かされた。
SFアニメの主人公にでもなった気分で、ボクの意識は高揚する。
その上、ヒロ兄ちゃんに男同士と認識して貰った事が嬉しかったのだ。
そして、手にタブレットを持つヒロ兄ちゃん・・・。
ゴーグルを付ける前に説明してくれる・・・。
ヒロ兄ちゃん
「このタブレットの映像は、ゴーグルの中の映像が見えるようになっているんだ・・・
あと、練習モードもこれで設定出来るんだ」
タブレットの画像を見せながら・・・丸い円の中に人型の画像が見える。
ヒロ兄ちゃん
「碧、例えば、このお腹辺りをタッチしてごらん・・・」
タッチしたと同時に、痛い程ではないが、お腹に衝撃を感じる。
まだ、ゴーグルを着けていないので、現実感もさほど無い。
ヒロ兄ちゃん
「敵の攻撃で一番厄介なのは、電撃攻撃かな・・・」
間髪入れずに、電撃攻撃の操作をすると、ボクの乳首と性器に衝撃が走った。
それも微弱ではなく、少し強めの衝撃を感じる・・・。
碧
「い、痛い・・・ヒロ兄ちゃん、攻撃受けるとこんなに痛いの?・・・
痛いよ・・・ヒロ兄ちゃん・・・止めて・・・」
しばらくヒロ兄ちゃんは衝撃を与えたまま・・・
ヒロ兄ちゃん
「今度は、ゴーグルを着けてみて・・・」
痛みを我慢して、素直にゴーグルを被るボク・・・。
まるで、今いる世界とは別世界の宇宙空間で漂っているよう・・・。
ヒロ兄ちゃん
「碧・・・今から隕石が碧に飛んで来るから、パンチで破壊するんだ
いいね・・・破壊しないともっと痛くなっちゃうよ・・・」
確かに、遠くから一個の隕石が飛んでくる・・・。
それは、ボクより大きんじゃ無いかと思われる大きさ。
ボクはこれ以上痛いのなんて嫌だと、ヒロ兄ちゃんの言う様に身構える。
ヒロ兄ちゃん
「大丈夫、碧の力で隕石は、粉々に砕けるから・・・」
ボクは、ゴーグルの中で、飛んで来た隕石にパンチすると、隕石は粉々に砕け散り
同時にボクの手に衝撃を感じる。
まるでスーパヒロインになった様な気分・・・。
さっき迄の少し強めの刺激も、アドレナリンのせいか弱く感じる。
ヒロ兄ちゃん
「じゃあ、やってみようか・・・」
ヒロ兄ちゃんはいよいよ、本編を始めだす。
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