沙織は、その漫画やアニメにあまり興味がないように感じていたものの、
事あるごとにその漫画やアニメの話をしていたせいか、多少なりとも興味を持ってくれて、
「仲間」という言葉に嬉しそうに答えてくれて、少しホッとして・・・。
1箇所目の小さめ神社を後にして、主人公が幼少期よく買い物したとされる商店のモチーフになった小さな店や、
友達と遊んだとされる小高い丘の様な場所をめぐり、
由加さんが予定に組んでくれた、昼食の場所に・・・。
その昼食の場所も聖地とされる場所で・・・。
窓際の湖が良く見える場所に席を取り、沙織と向き合い、沙織の隣に由加さんが座り、
家族3人揃った最後の食事風景を再現しているような・・・
アニメにちなんだ定食があり、それを誠は注文し・・・・。
3人が注文した食事が運ばれてきて、食事を始めながらこの後行く予定の廃校となった学校のことを由加さんに・・・
「この後行く廃校になった学校って、学校としては珍しく温泉に入れた学校なんですよね?」
由加さんにその事を聞くと、由加さんはその学校事を知る限りのことを話しだして、
「温泉は主に昼休みや放課後に入れたみたいよ、あとは冬の体育の授業の後とか・・・。
廃校になって30年以上経つらしいけど、アニメに取り上げられて話題になる前は地元の人達の憩いの場所的に使われてて、
今でも温泉には入れるようにしてあるの。
それと、冬の暖房も温泉を利用したものになってるらしくて、冬でも教室はポカポカしてるから、
温泉入って夕方まで元教室で寝込んじゃう人もいるとか。」
温泉のことで話を振ったからか、由加さんは温泉のことをメインに話してくれて・・・
由加さんの話を聞きながら、時折視線は沙織の胸が気になるように向けて・・・。
前日とあまり変わらない沙織の服装・・・ミニ丈のニットワンピにコートを来ていたものの、
室内に入り、コートを脱いだからノーブラの乳首がニットを押し上げていて・・・
他の客は離れた場所にいて、3人が何を話して居るのかは聞こえないだろうと、
「沙織、上も下も着けない?」
由加さんが沙織の隣にいるにも関わらず、あえて聞き・・・
(おはようございます。
あまり信頼しないで・・・プレッシャー・・・(笑)
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