お互い慣れないパーティーで緊張し、沙織はモデルという大役を終えたことで安心したのか、
シャンパンをほぼ一気に飲み干して・・・
「大丈夫、それシャンパンでしょ?」
時々、ビールを飲んでいる様だから、1杯位では酔い潰れるようなことはないだろうと思いながら、
「もう一杯飲む?取ってくるよ」
そう言って、飲み物と軽食を取りに行き戻ってみると、
カメラを手にした女性にポーズを取って撮影されている沙織。
少し離れたところから眺めるように見ていると、沙織に手招きされて一緒に撮影して貰ったあと、
「今のって社員カメラマンかな?」
沙織がなにか聞いているかと思い・・・・
時間が過ぎパーティーが終了し、関根さんに案内されて準備されていた部屋に、
関根さんはそれぞれに1室を案内しょうとしていたけど、
「2人同じ部屋で良いですよ。
パーティーで酔い潰れた感じの人いたからもう一部屋はそう言う人のために・・・」
そう言うと、「ほんとに、助かる」と言って、何度も頭を下げるようにし部屋を出る直前に、
「2人そう言う関係なんだ、お母さんには黙っておくね」
と2人を同時にからかうようにして出ていき・・・
やっと2人になれた高級ホテルの1室。
大きな窓からは綺麗なイルミネーションや夜景が見えていて、雰囲気が盛り上がってくるも・・・
「沙織、何か少し食べたくない?
こういうパーティーってお腹いっぱい食べられるわけじゃないから、
レストランに行ってなにか食べない?」
今は、事を急ぐより、きれいなドレスを着た沙織とちゃんとした食事を・・・
そんな事を思い・・・。
(2人ならここまでは前菜で、このあとが本番的な感じかなw)
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