関根
「そんな不安にならなくても大丈夫。
会場にはプロのモデルさんもいるけど、あくまで招待した方々の一人だから。
それに、ランウェイとかを歩いてもらう様なことしないけど、
パーティーの途中で、ステージに5分くらい上がってもらうだけ。
誠君には、鈴木さんのエスコート役で来て貰ってるんだからね」
沙織の不安を和らげる様に笑顔で話し、誠も一緒に呼んだのはエスコート役としてだと・・・。
「・・・全くもう・・・あの人はそう言う大事なこと・・・」
母親のことを際してブツブツと言うと、関根さんが・・・
「全部言っちゃったら、誠くん来ないでしょ?
それに誠くんはいずれ関連会社か、親会社の重役になる人なんだから、
面識は広げておかないと・・・でしょ・・・」
沙織に黙っていたことを口が滑ったように言う関根さん・・・。
少し強い視線を送るとハッとしたように、頭を深く下げて・・・。
「ここで少し休んでてくださいね、また呼びに来ますから・・・」
関根さんはそう言ったあとそそくさと逃げるように部屋を出ていき、さ部屋には沙織と2人に・・・。
窓際に置かれた籐製の椅子に座って・・・。
「・・・沙織、関根さんが口を滑らせた事気になるよね?」
あまり話したくなさそうにしながら沙織に聞き、立ったままの沙織に
「座れば」
と短く言い・・・。
(一般女性をモデルして、パーティーに紛れ込ませる事、時々あるみたいだから、
それを参考にしてみました。
あと誠の追加設定このあとのレスで、会話で入れていきますね。
無くてもいいかもだけど、なんとなくこれまでの行動の不可解な点が少し繋がると思いますので)
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