「電車ね、ん、解った」
そう言うと、スマホを手にしてどこかに連絡している様子。
その連絡が終わったあとでリビングに移動し、
ソファに脱いであった沙織のコートを手にとって、袖を通させただけで、
「解ってると思うけど、袖を通すだけで前はそのまま抑えることも許さないからね」
そう言い聞かせるようにしたあと、マンションの部屋を出て最寄り駅へと・・・
駅へ向かう途中でも、沢山の様々人達とすれ違う。
沙織は少し背を丸くし、クリへの刺激を和らげるようにしながら歩いて・・・。
でも背を少し丸めると、今後はコートの前がはだけて、コートの下の格好を・・・。
当然のことながら、好奇心でジロジロと見る視線や、
指さしてヒソヒソと蔑むような視線を送るグループ。
すれ違いざまに、「変態」と捨て台詞を吐いて行く人もいて・・・。
人は変われどそれは当然のように、電車に乗り込んでからも・・・。
行きは沙織をドアの手前に並んで立ち、自分は外を向くように、
沙織には車内に向かうように立たせ、コートの上から股間に通した鎖をクイクイと引いたり緩めたり・・・。
スケベな表情を浮かべた男達が、いくらかの距離を取って沙織を隠すように・・・。
皆、沙織の卑猥な姿を、ニヤニヤしながら視姦しているだけで、声を掛けたり手を出したりすることはしてこない。
沙織の通う大学の最寄り駅の3駅手前で電車を降りて、反対側のホームに立ち戻りの電車を待つことに・・・。
(こんな感じ、ほぼ沙織は晒し者にされて、リアルならおそらく通報されますねw)
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