怯え少し震える沙織、でも一切暴れるような事も逃げようとする様子もなくされるがまま。
手を離しそっと抱きしめると、沙織は言葉を紡ぎ本気だと伝えてくる。
その言葉を最後まで聞いた後、そっと唇に自分の唇を重ねた後、
「このアンダーパスを抜けてもう少し行くと、右側に小さな公園がある・・・
そこまでこのままだよ良いね?」
指示をした後、沙織を先歩かせてアンダーパスを抜ける・・・。
一時の目的地とした公園が見えて来た所で、前からこちらに向かって歩いてくる人の姿。
沙織は一瞬立ち止まり、後ろを振り向いて困惑した表情を見せるも、意図することがわかり首を横に降った後、
尻を軽く叩き歩くように促して・・・
前から歩いてきた人は沙織より少し年上に見える、OL風のスーツを着た女性・・・。
沙織の姿に気づくと驚いた様で一瞬よろめき、小走りで去っていった。
「完全に見られたね・・・」
それだけを言い、公園の中に入ってすぐ・・・
「しゃぶれ」
と短く命令をして・・・。
(やるならここかなって。
この先沙織の本気度を知った上での関係の方が良いかと思ったので。)
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