あらあら、今はご飯の時間なのよ?
こういうことは食べた後にのんびりと…。
(息子の隣の椅子に座り、向かい側の席に並べられたお皿やお茶碗を並べ直すと、なんだか足に違和感を感じます。
見下ろすと、息子の手が私の腿に。
まるで苦笑するように顔を歪ませると、すぐに表情を戻して息子のお茶碗と箸を左右の手に取ります。
まるで腿のことなど気にしていないかのように。)
そうね、信彦君は今、箸を握れそうにないもの。
はい、あーん…。
どう、美味しい?
(ニッコリ笑いながら、テーブルの上のおかずと左手に構えたお茶碗に交互に箸を伸ばし、息子の口元に運ぶ私。
下半身のことは気にしていないようでいて、時々熱く甘い息を吐いたり、瞼を浅く閉じて浸っているような表情を見せます。)
ね、ねえ信彦君?
ある程度食べたら、今度はママにも食べさせてほしいんだけど、いいかしら?
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