「牝犬小夜、全裸になりなさい!」
弟の雷斗に、初めての命令を受ける小夜。
ちょっと驚き、まるでカラクリ玩具のように、
ほんの少し、腰が飛び跳ねるのを感じた。
小夜は驚いた眼で雷斗を見つめる。
彼の目は笑っていない。
ただ、顔は笑顔に見える。
『雷斗、本気なんだ・・・」
最初に雷斗に、
「姉さんは、僕の奴隷にする…」
って言われた時、頷いたことを少し後悔した。
その前に自分が発した言葉。
「なんでもする!」
間違いだったかもしれない?
そう思ったけど、身体は別の反応を示し続けている。
小夜の思いとは別の行動を。
小夜の手は素直に、スカートのファスナーを下げ、
フォックを外していた。
『ダメ!こんなことしちゃ!駄目よ!』
頭の中では別の小夜が叫んでいる。
だが、身体を支配している小夜は、
小夜の手は、次にブラウスのボタンを外し始めている。
『雷斗、冗談だって言って!
今なら間に合うわ!
お願い!雷斗!』
小夜の心の叫びは、誰にも届かない。
自分j自身にも。
そして、身体を支配している小夜が、
小夜の心に呟いた。
『小夜、お前はもう、雷斗さまの牝犬奴隷になると、
返事をしたんだ!もう、後戻りは出来ないんだぞ!』
小夜は自分自身に、コクリと頷いて、
ブラウスから腕を抜いた。
足元には、ミニスカートが落ちていて、
その上にブラウスが落ちた。
小夜はショーツ一枚で、両手で胸を隠すように立っている。
身体が固まったまま?
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