男の人
「とって食べたりしないからそんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。
沖田ユウリさんだよね。俺、近藤っていいます。面接官席の末席にいたんだけど、覚えてるかな。」
名刺を一枚手渡し、玄関まで並んで歩きながら・・・。
ユウリ
「近藤さん?・・・」
近藤
「沖田さん、この落第でアクション俳優への道、諦めちゃう?。
今回落第した理由知りたくない?」
ユウリ〉
「は、はい・・・理由って何なんですか・・・」
玄関を入ったところに置いてある自動販売機に、小銭を入れ・・・。
近藤
「知りたければ、ちょっとそこの公園まで付き合いませんか?時間があればだけど。」
言葉とは裏腹に付いてくるのが決まっているかのような口ぶりで
近藤
「沖田さん、好きなの押して。」
私はこの近藤さんのペースに押されたまま着いて行く・・・。
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