駅の待ち合わせ場所で待っていると・・・。
省吾さん
「待たせちゃったね、ごめん」
ユウリ
「い、いえ・・私も今来たところですよ・・・今日はお誘い頂きありがとうございます」
と笑顔を向けた・・・。
省吾さん
「そう・・・?ならよかったけど・・・」
省吾さん
「今日はボア付きのミニにストッキング穿いてるんだね。
これなら寒いなんてことないだろうから、少し遅くなっても大丈夫かな?」
私の服装を見ながらそう言った。
(良かった・・・寒そうなんて思われなくて・・・)
省吾さん
「そうだ、行くのここなんかどうかな?個室居酒屋みたいなんだけど、写真で見た限りおしゃれっぽいし
食べ物も美味しそうなんだけど、個室だとやっぱり嫌かな?」
そう言いながら、保存したページを、スマホに表示させて私に見せながら、その店の方向にゆっくりと歩き始める。
私は、“少し遅くなっても”と言う言葉に少し恥ずかしさを感じていた。
明後日には、土方ACに行く様になれば省吾さんとの時間も制限される・・・。
せめて、これからもお付き合いしたい・・・。
そんな気持ちが既に芽生えていたのだから仕方がない・・・。
ユウリ
「はい、私は・・・大丈夫です・・・」
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