駅の待ち合わせ場所に行くと、そこには沖田さんが。
省吾
「待たせちゃったね、ごめん。」
沖田さん
「い、いえ・・私も今来たところですよ・・・今日はお誘い頂きありがとうございます。」
と笑顔を向けてくる。
省吾
「そう・・・?ならよかったけど・・・」
そう返しながら
省吾
「今日はボア付きのミニにストッキング穿いてるんだね。これなら寒いなんてことないだろうから、少し遅くなっても大丈夫かな?」
沖田さんの服装を見ながらそう言ってから、
省吾
「そうだ、行くのここなんかどうかな?個室居酒屋みたいなんだけど、写真で見た限りおしゃれっぽいし、食べ物も美味しそうなんだけど、個室だとやっぱり嫌かな?」
そう言いながら、先程自宅で保存したページを、スマホに表示させて沖田さんに見せながら、その店の方向にゆっくりと歩き始める。
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