沖田さん
「だ、大丈夫です・・・もう、心は決まっています・・・何でもさせて下さい・・・」
若干下を向きながら、震える声で言う沖田さん。
香織
「本人が大丈夫だって言ってるんだからこの話はもうお終い。いいわね、しょうちゃん。」
沖田さんが下を向いているのをいいことに、言いながら省吾に対してウインクする香織。
省吾
「本人がいいって言うなら、俺がとやかく言う話じゃないし・・・沖田さん頑張って。。」
香織
「じゃあ、始めましょうか。。まずは面接から・・・って言っても今までで大分お話しできたけど・・・」
沖田さんから提出して貰った履歴書を見ながら
香織
「沖田ユウリさん、〇歳なのね(何歳にしましょう?)あらこの住所って、しょうちゃんの会社の近くじゃないの?」
沖田さん
「〇〇〇・・・」
香織
「沖田さんが、スーツアクター俳優目指すようになった理由は?
沖田さん
「〇〇〇・・・」
その後数問の質問、受け答えをしたのち
香織
「じゃあ沖田さん、どれくらい動けるか見せてもらえるかな?着替えるのよね、用意して貰っていいかしら。。しょうちゃんは目瞑っててるのよ。」
省吾
「分かったよ後ろ向いてる。。」
そう言って体を壁側に向ける省吾、
「着替え終わったら教えて。。」
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