ドリンクバーに行きそれぞれ飲み物を取って席に戻り
省吾
「ごめん、話ってなんだっけ?」
と言いかけたところに店員が食事を運んでくる。
省吾
「冷めちゃうとあれだから、食べちゃおう、話は食べながらで。。」
熱々のマルゲリータピザを一切れ持ち上げ、二つ折りにしようと悪戦苦闘。「チーズが・・・折角のチーズが落ちるぅ」などと騒ぎながらもなんとか最初の一口を口に。
沖田さんは器用にフォークを使いながら、落ち始めるチーズを上に乗せ、最初の一口を口に運んでいる。食事を勧めながら、
省吾
「良かったぁ、やっと笑ってくれた。沖田さんは笑ってた方が、一層素敵だからね。さっきも言ったけど、面接官って何気ない時の表情とか見てる場合もあるから、笑顔笑顔。。で、話なんだっけ?」
沖田さん
「当日、動きやすい服装と言われたのですが、どんなモノが良いでと思いますか?それと着て行ってしまっていいのか、それとも着替えとして持って行ったほいが良いのかお聞きしたくて。」
省吾
「当日の服装かぁ・・・動きやすい服って言われたんだよね。。スポーツウェアとかでいいんじゃないかな。なければTシャツとかノースリーブとかでもいいかも。。この前着てたようなデニムとかは、ゴワゴワして動きにくそうだよね。着ていくか持って行くかは、沖田さんの好きでいいんじゃないかな、勿論更衣室位あるだろうし。」
自分の分を食べ終え、
「コーヒー貰ってこようかな。。沖田さん何か飲むなら一緒に取って来るよ。」
そう言った時に胸ポケットに入っていたスマホが着信を告げる。
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