ァミレスのボックスシートでメニューを広げる二人だったが
ユウリ
「すみません・・・結局押しかけた上に、一方的に言っちゃって・・・その上、こんな所まで付き合わせてしまって・・・本当にごめんなさい。」
とまたも謝って来る沖田さん。
省吾
「付き合わせてって誘ったの俺だよ、勘違いしないで。」
ただ、俯くだけの沖田さん。
「まさか今から緊張しちゃってる?そんな事じゃ日曜日、本領発揮できないでしょ。両手を掌見せて、こっちに伸ばして」
沖田さん
「手・・・ですか・・・どうして・・・」
省吾
「いいから、早く」
訳が分からないまま、伸ばしてきた沖田さんの両手の。親指と人差し指の間を少し強めに押す俺。
沖田さん
「い・・・痛い。。いきなり何するんですか!」
手を引っ込める沖田さん。
省吾
「ごめんごめん。。かなり緊張してるみたいだったから・・・今の場所ぐりぐり押すと緊張解れるみたいだから、覚えとくといいよ。日曜日の面接だけじゃなく、その後受けるであろう各種オーディションの時にも、役立つだろうからね。」
「落ち着いたら、ドリンクバー取りに行こうか。」
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