祭のごった返しの中、ユウとはぐれたオレは、少し安心していた。
このまま、心のない薄っぺらい会話をあいつと続けるのは辛いから。
そして、軽く買い食いしたり、時折知ってる人に会って挨拶したりしていると、いつの間にか昨日のトイレ近くに来てしまった。
昨日、ユウと一緒にトイレに行ってたら、こんなすれ違いをしなくて済んだのかもしれない。
そう思うと無性に悲しくて、そのままフラフラと古い樹の前まで来てしまった。
昨日ユウが大柄な男の人とホモsexをしていた現場。そこには、昨日ユウが零したよりも、さらに数回分の精液の跡が残っていた。
乾いたそれらのなかで、1箇所だけ圧倒的に多量の跡。それはかすかに汚れていて、もしかしたらあの男の人がユウのお尻の中で何度も出したものだったのかもしれない。
つまり、あの後も何度もホモsexを繰り返したという事だ。
あの時、止めておけば良かったのか、それともここまで探しに来たのが悪かったのか…ユウがすっかり遠くに行ってしまった気がして、ひとり呆然と立ち尽くすしかできなかった。
なのに、オレのオチンチンだけは褌からはみ出るくらい硬く大きく勃起してたんだ…
【まだしっかりレスはできませんが、少しだけ時間ができたのでレスしておきます。
今回は陰気なレスですが、いずれ堕ちるにあたって、こんな気持ちがどうでも良くなるほどにのめり込みたいですから、その伏線的なものです。】
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