「はあぁ……直接手で洗うから、マッサージにもなるんですね
ああ…気持ちいいわ……」
首の凝りをほぐされ、溜め息のような声を漏らします
背中に硬いものが当たっている事にはすぐ気付きますが、それには触れずにマッサージを受けていると、その手はやがて肩から脇の下へと移ります
「そんな…恥ずかしい事を言わないでください
雅也さんって意外と意地悪なんですね」
冗談だと捉え、笑ってやり過ごします
けれど、脇腹…つまり胸の横側を触る感じが愛撫に思えてしまい、私から迫るのではなく、彼の側からアプローチしている状況にようやく気付きました
「ええ、男の人と裸でこんな事をしているんですもの
興奮して、乳首くらいは固くなります……んふぅ……
そういう雅也さんだって、わざと背中に当ててますよね?」
少しだけやり返そうと、男性器の勃起を擦り付けている事を指摘します
けれど彼はうろたえる事もなく、私の夜の秘め事を暴露するのです
「そ!それは……」
もうバレている…そう感じて、諦めたように素直になります
もともと、彼に抱かれたくて迫ったのですから、予定と違ってはいても、これは悪い方向ではない筈でした…
「そうよ、オナニーしていたわぁ…
杏奈の代わりにはなれないけれど、雅也さんに抱かれる妄想をしていたのぉ……ふんん…」
説明しながら鼻息を荒くする私
十数年ぶりに男性に揉まれる胸や摘まれる乳首が、期待以上に感じてしまったからです
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