部下の山下が声を荒げると、途端に女将は静かになった。
「おい、山下…声が大きい…」とたしなめると「すいません…つい…」と反省する山下。
これも2人の演出だが、当の女将は明らかに怯えていた。
色々心の中で葛藤する女将を余裕の表情でじっと広瀬は見つめていた。
そして意を決したように女将は「奴隷契約書」にサインをした。
ただし娘たちには手を出さないで欲しいと念を推してきた。
「娘たちがどうなるかは女将次第です。女将だけで借金返済の目途が立てば我々は手は出しません…とにかく。この契約書通り。今日から女将は我々の奴隷です。いいですね?」と、口調は穏やかだが威圧感のある声だった。
女将は悔しいのか、俯き唇を噛み締めていた。
そんな女将に広瀬は続けた。
「女将が我々の調教を受けてある程度奴隷としてモノになればこの旅館の営業も再開します。そうなれば借金も早く返せるでしょう。今まで通り娘たちにも普通の仕事をしてもらいます」と、一瞬希望が持てる話しをする。
実際には、再開する時はここは旅館「白鷺屋」ではなく、男性専用の奴隷ソープ旅館。としてだが、今は女将には話さずにいた。
「取り敢えず…奴隷として最初の命令をしましょう。もし少しでも抵抗すれば…この山下に部屋に籠もっている穂花を襲いに行かせます。
つまり…この旅館も、娘たちも…守れるのは女将だけです。その事を忘れないように」
罠にハマり多額の借金を作った夫のせいで今までの贅沢は出来なくても幸せだった生活は音を立てて崩れ始めた。
「では、早速…女将の身体で借金を返せるか見極めさせてもらいましょう。
裸になって待っていたそのテーブルに乗って下さい。そして足をM字に開いて自分の指で割れ目を開いて見せて下さい。これくらい…出来ますよね?」と、いきなり恥ずかしい命令をした。
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