2時間目
移動時間が終わり、華御所エリヤとユイはバーチャル訓練マシンの前にいる。
クラス全員、水泳から引き続いて競泳水着を着用したままだった。
バーチャルマシンは肉体を沈めるように深く腰掛け、両手両足を
埋め込むように装着するるマッサージチェア型の椅子、
それから頭部を全て覆い尽くし、視覚にバーチャル映像を投影し、
五感を脳神経と接続するヘッドギアから成り立っている。
しかし魔人により魔界の禍々しい魔法科学が混ぜ込まれた装置は、
身体を埋め込む椅子椅子とヘッドギアは、その内部が、
内臓のよな鮮やかな赤紫色のイソギンチャクのような微細な触手
で覆われ、神経パルスとの接続する魔術回路は複雑化しており、
電脳仮想現実空間での体験が、以前よりも現実感が圧倒的に
性能アップ・・・それどころか快楽、爽快感、満足感や幸福性を
脳にインプットする機能すら持っていて、魔人に都合の良い
メス家畜調教を可能とする機械と化してた。
そんな禍々しい装置だが、生徒たちは疑いもせず次々と乗り込み、
ヘッドギアを被って電脳空間へとダイブしていく。
華御所エリヤ「ユイ先輩の対魔忍としての特殊能力が最大限に発揮できるバトル空間を選択しておきました♪」
ふたりがダイブする電脳空間は1km四方、空中に足場となる無数の石が浮かび、
空中から地面まで、縦横無尽に立体的な戦闘が行える。
華御所エリヤ「訓練はユイ先輩との3本勝負を希望します♪1回戦は速度、2回戦は戦闘技術、3回戦は精密技術の勝負をしましょう」
1回戦:500mを最速タイムを出した方が勝利
2回戦:複雑なルート設定された2000mで複数あるチェックポイントを通過しながら早くゴールした方が勝利
3回戦:標的を飛び道具で正確に撃ち抜く射撃競技、5回射撃して得点の高い方が勝利。
勝利者は、敗者に好きなコスチューム着用を命令でき、レイプする権利を得る。
エリヤは訓練のルールを説明したが、それはいずれもユイが絶対に負けない
ユイを接待するための条件に過ぎず、生真面目なユイが疑いや負い目を感じず、
恋心を抱きつつある少女 エリヤをレイプさせることが目的なのだった。
華御所エリヤ「それではユイ先輩、お先にダイブします。バトルフィールドで後ほど・・・」
エリヤがダイブチェアに身体を沈めると、プシュっと
機械に空気が送り込まれる音とともに仕込まれたエアクッションが
肉体と電脳装置が密着させる。そしてヘッドギアが自動的に
頭部を覆い隠し、ダイブ中である事を示す緑のライトが点灯する。
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