二重スパイとなったミサキが、アラクネに盗み出させた3匹の番犬、
報告を受けたパルフェタムは、アラクネが使役する偵察用の蜘蛛を忍ばせた。
蜘蛛たちは久我山の研究所に忍び込んでシモーヌが秘密にしている
人間を支配する方法を探り出した。
アラクネをもってしても、その強大な魔力で認識阻害されて
どんな方法で相手を支配していたのか、全く不明だった能力の一端が
ようやく暴かれたのだった。
「支配の指輪」
人間の肉体を支配して、本人の意志に関係なくいいなりにする
最上級魔法を付与された悪魔的な魔法装具だった。
その絶大な魔力は知性の低い動物なら完全洗脳すら行使し得た。
偵察蜘蛛の前で盗み出された番犬は、シモーヌを敵とみなし、
牙をむき出しにして唸り声を上げていた。しかし怪しい光を放つ
指輪を目にした犬たちは、瞳に紫色の光を宿したかと思うと尻尾を振りはじめ、
クゥーンと喉を鳴らす甘えた声で、敵であるシモーヌに懐いてしまう。
報告を受けたパルフェタムは、対抗策が無いかと思案し、
先祖から伝わる呪法破りの加護の呪符を手に、単身シモーヌの住む
邸宅へと乗り込む道を選ぶ。
高等魔族がシモーヌに与えた「支配の指輪」が、人間が編み出した
最高峰の呪符すら遥かに超越する強力さを誇る事も知らず・・・
次の日の夜、パルフェタムと屈辱的な契約を交わしたあと
帰宅していた。シモーヌのマゾ洗脳で敵の手に堕ちた
雪月花のナツメと双子姉妹を伴って・・・、
いよいよ、この日から魔人ベルナデット本人が直接指揮を取り、
小夜も通学する政府直属の対魔忍育成機関「九天玄女学園」に潜入する作戦が始まる。
魔人を裏切ってしまった後ろめたさを感じながら、パルフェタムは
愛用のノートPCを開き、ビデオチャットで小夜から最初の報告を受ける。
小夜「お母様?どうされたの、ぼーっとされて。飼い主様は無事、成り代わる依代に憑依されました♪中等部3年 華御所 エリヤ(はなごせ エリヤ)さま。ターゲットの胡桃さまと同じクラスの対魔忍です。飛び級していらっしゃいますので、まだ12歳なのですよお母様♪凄いでしょう?ご実家は長崎で西方教会所属のエクソシストです♪」
エリヤ「どうかしら84番♪わたくし、なかなかの美少女になったでしょう♪」
華御所エリヤは13歳でありながら肉体は早熟で、身長158、94、55,75。
魔人が好む豊かな巨乳を備えた上物の美少女だった。
日本人形のような黒髪でボブカット、パッツン前髪に太い黒縁メガネをつけた
学園の制服姿の13歳美少女が、ビデオチャット画面の向こうで、
悪戯っぽい顔で微笑み、婚約者であるパルフェタムに艶めかしいウインクを返している。
エリヤ「しばらくは学園に潜んで状況を探るゆえ、お前をひとりきりにしてしまう。寂しがるなよ?帰ったらたっぷり可愛がってやる故。1ヶ月もすればすべてケリがつく。土産に胡桃、ユキとやらを持ち帰るのを首を長くして待っていなさい♪」
この日、既にパルフェタムはシモーヌの邸宅を訪れて
娘を人質に脅迫され、その意志に反して屈辱的な選択を迫られ、
その軍門に降る道を選んでいた。支配される第一歩として、
リーベルタの魔法で魔獣の改造細胞を植え付けられ、
定期的にシモーヌの邸宅でNTR調教を受ける事を了承した彼女は
細胞が肉体をゆっくり侵食され、1ヶ月もすれば全身を侵食細胞に
改造されて下等な発情動物と化すとシモーヌから聞かされていた。
「1ヶ月」というのはパルフェタムに勝機の希望を抱かせる嘘であり、
実際には2週間を待たず摂取する事を強要された快楽麻薬で薬物ジャンキーに堕ち、
動物の本能が強く精神に現われ、気が狂うほどの発情と発熱に肉体を蝕まれ、
常時発情した変態マゾメスの猫人間に変貌する結末が待っている。
シモーヌにとっては僅かな希望の糸にすがるのを無慈悲に断ち切り、
絶望で堕とす事が最高のご馳走。そんな真相など知らない
対魔忍女帝パルフェタムは1ヶ月を耐え切れば魔人が帰還して、
余裕の時間差で逆転出来る。楽勝と健気に信じている。
絶望の縁にいるパルフェタムの秘密を他所に、そんな事など知らない
小夜は対魔忍の上司である母に、任務の報告を始める。
小夜「作戦ですが・・・胡桃たち姉妹は毎朝、電車通学しているようですので、飼い主様の認識阻害結界を使って、電車の中で痴漢責めで襲って、例の薬を打って身体を家畜化しようと考えています♪」
例の薬とはパルフェタムやナツメにメスチンポを生やし
フタナリ搾精家畜に改造した魔人秘蔵の魔法薬の事だった。
エリヤ「ふふ、楽しみじゃな。最初の獲物は妹の胡桃。85番、抜かるでないぞ?」
小夜「はい♪飼い主様っ♪同い年では最強の敵・・・正面から対戦すれば勝てる相手ではありませんが、飼い主様の力添えがあれば必ず任務を成功させられます♪全身全霊で挑み、胡桃の虜にしてみせます♪お母様の・・・女帝の娘として恥じない働きを致します♪」
パルフェタムは、末の娘が見せた真っ直ぐな視線に、
自身の心の弱さ、情けなさに、後ろめたく心を疼かせてしまう・・・
エリヤ「84番?そちらの方も油断するなよ。あの女狐は狡猾だからな、気を許せば女帝であるお前とて罠に落ちる事だってある。私が留守の間、しっかりと我が家を守ってくれ♪」
魔人は妻となるパルフェタムに精一杯の心遣いを見せる。
完全に手遅れな言葉が女帝の後悔を一層えぐり、
何があったかを言い出すキッカケを失わせ・・・
小夜「今日ナツメお姉様が帰宅されたと聞きました。帰宅予定が遅れて心配でしたけど・・・お姉様に元気でやってるってお伝え下さいね、お母様♪私もしばらく家に帰らず学園寮に宿泊します。次の報告は3日後です。では、おやすみなさいお母様♪」
婚約者と末の娘が別れ際に微笑みを見せながらビデオチャットが終了する。
同時に部屋のドアが開いてナツメが姿を見せた。
邪な微笑みを浮かべる雪月花のナツメは、魔人のメスチンポでパルフェタムを犯す。
「この女の身体から快楽の疼きを途切れさせるな」
そんな命令に従ったレイプ行為が、これから四六時中行われる・・・
(次からは胡桃編ですが、ナツメ編の最後、それから学園編の冒頭、レスお待ちしておりますね)
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