「何も・・なかったやろ?・・ あった? もう一回見る? ン(笑)」
不安げに口の中を気にする貴方を宥める遥。
窘めながら優しい微笑みを向ける・・
「・・・ん・・ 味はね・・ 何か・・ 結構苦い・・かな・・ ちょっと酸っぱさ?みたいのもあるわ・・ うん・・独特な味・・ なんやろ・・う~ん・・」
味は?という変態的な質問をされるも、遥は妙に真面目に、なるべく詳細に、真剣に考えて言葉を話していく。
まるで、普通の食事をした時の様に・・
この娘の律義さは・・一体・・
「かなり癖があるって・・感じやな・・ いつもよりかなり濃かったし・・ うん・・ホンマ濃かった・・ すっごいとろみがあって・・ 進一兄ちゃんの子種って・・こんな味なんや・・って思った・・
人によってはやっぱ違うんやんな?」
いつもより・・
まるで食レポの様に語っていく遥。
貴方はその様子に異様に興奮を感じていく・・
「最初はめっちゃツンとくる感じ・・ うん・・ ん? う~ん・・せやなぁ・・ めっちゃ独特やけど大丈夫・・て感じかな・・ 上手く言えへんけど・・
ん?・・ ・・・・ン(笑) ・・うん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きな方・・かな・・
そんなに・・卑下する事ないと思うで・・ ・・・・・・・・うん・・・ちゃんと美味しかった・・ン(笑)・・」
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