「凄い食い込みやったやろ?」
!?
「あの子ら土壇場になるとホンマ強いねん。逆境で食らいついて凄い食い込みを見せんねん。ホンマ・・凄い子らやで。私も負けてられへんわ(笑)
もっともっと見てもらえる様にならんとな。」
感慨深そうに試合を振り返り感動している遥。
「そうか、そう言ってもらえると僕も嬉しいよ。それに・・遥の事もありがとう。最近・・ほんと流行ってるからね。心配なんだ・・。遥が盗撮被害になんて・・僕は・・
今日はホントにありがとう。また付き合ってくれよ・・」
健吾は貴方に挨拶を済ますと遥の腰に手を添えてその場を後にし去っていった。
遥は健吾に笑みを向けながら左手の指でスカートを何度か摘み横に引っ張っている。
パンッ!・・
僅かに弾くような音が聞こえた気がした。
健吾はどこかチラチラと遥のスカートを見ている様で、そっと手を当てて周囲から守っているように見える。
余程気にしているのだろう。
しかし・・既に後の祭り。
一人の邪悪な虫がその大切な娘に毒牙を差し込んだ後だった・・
(二回戦目の当日、私個人にあるスポドリを差し入れしてほしいです。ちょっとした穢された青春のワンシーンを体験してみたいです。)
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