「あぁ!須藤君!・・ 久しぶりだね。四年・・ぶりかな?・・」
健吾は貴方に話しかけられるとやや驚いた反応を見せ再会を喜んだ。
健吾はすっかりこの土地の方言に馴染んでしまい標準語になっていた。
「遥から話を聞いてるよ。転勤でまた戻ってきたんだって?大変だと思うけど頑張ってね。
あの日から遥が「進一兄ちゃんが 進一兄ちゃんが」って。」
「ちょっとお父さん!言わんといてよ!恥ずかしいやんか!?」
遥は顔をやや赤くし恥ずかしそうにしている。
貴方が初めて見るような反応だった。
「本当の事だろう?(笑) 遥は昔からそうだったもんな?」
「・・・・・もう(照れ)・・ お父さん意地悪やなぁ(笑)」
二人は仲良く引っ付いてじゃれあう様に笑い話にしている。
遥は健吾の腕や腰に手を当て甘えるようにツッコンでいた。
「じゃあ僕はちょっとあっちの応援席に行ってくるよ。知り合いもいて会っておきたいんだ。須藤君、悪いけど遥と一緒に見てやってくれないか?頼んだよ・・
あ・・須藤君・・ちょっと・・」
反対側の応援席に向かおうとした時、健吾は貴方を呼び止め手招きする。
遥はグラウンドを見つめ観戦し始めている。
「・・・・その・・最近・・女子高生に対する盗撮被害が増えているだろ? ・・遥もほら・・あの服装だ・・もしかしたら・・ 心配なんだ・・ 遥がもし・・
須藤君と一緒なら大丈夫そうだけど・・ もし何かあったら・・ 頼んだよ?」
(制服です。一番制服姿を穢されたい思いがあります。
お好みの服装がありますか?)
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