歩き出した二人の背中を進一はジッと見つめた…ついさっき遥が浮かべた動揺の表情はもうなく、背の高い圭太を見上げるように笑顔で何か話している。
進一や健吾に向ける笑顔とは違う笑顔…覗く歯が白く輝いて見えた。
真っ白な歯…何の穢もなく見える白い歯…圭太にもきっと眩しく見えているに違いない…だがその歯も…いや…口の中全ては冴えない中年男の精液で既に…
(圭太くん…その白い歯は、隙間まで全て僕の精液でよごれてるんだよ…いや歯だけじゃない…まだキミが触れてもいない唇は僕の亀頭を咥えてるし…可愛らしい舌は、汚い玉袋を舐めてるんだ…残念だったね…遥ちゃんの初めてはキミじゃないんだ…)
男としての偏差値では圧倒的に負けている圭太に対して大きな優越感を噛み締め進一は歩き出した…
「あっ…小山さん…」
しばらく歩いていると不意に声をかけられ振り返る進一…
遥たちに続いて健吾にも会うという偶然が重なる日だと進一は思った。
「大人っぽく…ですか?そうですか…まぁ遥ちゃんも年頃だし…だんだん大人っぽくはなりますよね…」
口元が…と健吾に言われドキッとして進一だったが、自分は何も気づいていないような返事を返した。
(そりゃあ大人っぽくもなりますよ…特に口元はね…だって遥ちゃんは、僕の汚いチンポを咥えてフェラチオをして精液まて飲んでるんですから…しかもその精液を美味しいって…特に溜まりに溜まった濃いのが好きみたいらしいですよ…)
何も知らずに愛する娘への心配事を漏らす健吾…その相手はその愛する娘を穢すことに喜びさえ感じる男であるのに…
「いえ…僕でやかったら何でも話してください…遥ちゃんには娘のことで落ち込んだ気持ちも癒やしてもらってますし…小山さんと同じで遥ちゃんには純粋なままでいて欲しいと思ってます…」
圭太に続き健吾にも…進一の優越感は更に大きなものになっていた…
※元投稿はこちら >>