剃毛は省略して須藤さんが既に済ませている設定でお願いします。
意図としては遥がよりケアしやすい様に、より肌に密着できる様に・・というものです。
書き出してみます。
遥を見送った後、何とも言えない感情が延々と続く中、一夜が明けた。
ふとスマホを見ると遥からLINEが来ていた。
《おはよう。
あの後先輩と会ってきたんやけど、返事をして付き合う事になりました。
まだ付き合うとかよくわかってないんやけど、先輩の事好きやからやってみるわ。
進一兄ちゃんが色々とアドバイスしてくれたおかげやわ。ありがとう。またこれからも色々教えてな。
進一兄ちゃんのケアはこれからも予定が合えばちゃんとさせてもらうから気にせんと言ってな。じゃあ、またね!》
交際の報告だった。
遥らしい健気な思いで先輩を想う気持ちが溢れている反面、何の罪悪感もなくケアに従事する無自覚な残酷さを醸す文章が書き連ねられていた。
無垢な変態・・
遥はそんな少女なのだろうか・・
健吾だけでなく彼氏も平気で裏切りその舌を穢し悪魔を癒す・・
これからどういった青春を送るのだろう・・
彼氏が期待するその舌は・・
数日後、昼過ぎになり貴方は買い物に出かける。
街中を歩いていると前から制服姿の遥が男と一緒に歩いてくる。
「あ!」
「ん?誰?」
「私の友達のお父さん。小さい時から知り合いでこの前こっちに帰ってきたんよ。
須藤さん。私は進一兄ちゃんって呼んでるんやけど・・」
貴方に気づくと遥は思わず声を出す。
横にいる男は恐らくあの・・彼氏なのだろう。
やや怪しげに貴方を見る男に遥が紹介を始める。
「あ・・そうなんだ・・・ あ、東野・・圭太といいます。」
「・・・前言ってた人・・。うん・・彼氏(笑)」
男は貴方の事を紹介されると少し慌てて自己紹介をする。
東野圭太。
端正な顔立ちで所謂イケメン。高身長でスラリとしたスタイルの良いスポーツマンといった体格。
黒髪のセンターパートで今風の髪型。
確かにモテそうなタイプでどこか遊び人の雰囲気があった。
「遥、そんなことまで言ってるのかよ。話しすぎだぞ。・・すいません、色々と・・」
※元投稿はこちら >>