「・・・・ックン!・・・・・・・・・・・・・ン(笑)・・凄いね・・またいっぱい出た・・
さっきよりかはちょっと薄かったかな・・薄味も・・おいし・・ン(笑)・・」
一度目と同じくらいの量の精子を平然と平らげた遥。
微笑みその量を褒めるように嬉しそうにしている。
あたかも精子の飲食が当たり前かの様に手慣れた感想を言う。
「二回も・・ありがとうね? 大切な子種ちゃんを・・ しっかり・・頂いたからね?・・
大切な袋も舐めさせてもらって・・ありがとう。良い経験になったわ・・ン(笑)
色々と・・・ごちそうさまでした。」
!?
ごちそうさま・・
玉袋・・も?
裏筋を・・ごちそう・・さま?
この娘は・・
「・・じゃあ、そろそろ支度するわ。もっとケアしてあげたいけど、時間やから・・ごめんな?」
12時になり、遥は帰り支度を始めた。
何も悪くないのに、もっとケアできないのを詫びる程・・
「洗面所・・借りるね?うん・・口・・濯いでくる・・・ごめんね?」
ごめんね?
どういう意味なのだろう。
遥の事を踏まえると、口内に無数にへばり付いた子種を洗い流してしまう事、汚い扱いしてしまっている事なのだろうか・・
エチケットとはいえ、ある意味で失礼な事をしてしまう事に対する謝罪なのか・・
この娘は・・どこまで・・
「・・・よしっと・・ じゃあ・・行くね?色々ありがとう。ホント・・ごちそうさまでした(笑)
相談乗ってくれてありがとう。・・私、先輩と付き合う事にするわ。恋愛初心者やからまた色々アドバイスしてな?じゃあ・・またね。ン(笑)」
遥は貴方に感謝の気持ちを伝えるとあの笑顔を見せ玄関を出て行った・・
娘の門出の様な瞬間。
しかしそれは・・どこか倒錯した門出。
どこか艶やかな少女の唇がそれを物語っていた・・・
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