「うん。めっちゃおいしかった(笑) やっぱり私は濃い方が好きやなぁ。
一週間我慢させてもたのはホンマにごめんやけど・・期間が空く程おいしいんやね。ン(笑)」
・・・・・・・・・
「うん・・めっちゃドロッとした塊がいくつもあってな?それが喉を通っていくんやけど・・ちょっと苦しくて変わった味なんやけど・・・・・めっちゃ美味しい(笑)ン(笑)」
・・・・・・・・・
「うん・・進一兄ちゃんの子種って・・こんな味なんやぁっていうか・・ うん・・大切なものってこんな栄養がある感じなんやなぁって・・凄い・・神秘的な気持ちっていうんかなぁ?・・」
貴方の顔と左斜め上を交互に見ながら、可憐な少女とは思えないセリフを淡々と述べる遥。
その無自覚な様子に貴方は無性に興奮していた。
これが・・生娘・・ これが・・処女性を感じて好青年が惚れた少女・・
貴方の思考は混乱と興奮、優越感などが混ざり合いながらとぐろを巻いていた・・
「まだ時間けっこうあるね・・
あ、うん・・ えっとね・・・先輩は・・私の3つ上の先輩で大学一年生。チームのOBでエースやってた凄い人なんよ。
たまに私も中学の時から知ってて憧れやったん。マネージャーやりだしてから観に来た先輩と初めて会って・・それが出会いやな・・ 」
遥は素直に先輩の事を教えていく・・
「それでよく会うようになって・・遊びに行く事も増えて・・それで・・告白されたって流れ・・
私付き合うとかよくわからんかったから戸惑ったわ。それに先輩は凄いモテる人で女垂らしっていう噂もあったし・・悩んだわ・・いい人なんやけどな・・」
・・・・・・
「私の事どこが好きなんですか?って聞いたら・・なんか・・今までの女とは違うとか・・一途そうとか・・真面目そうとか・・ 言ってくれて・・正直・・・嬉しかったわ(笑)・・
まだ大学生やけど・・もう結婚したいって言うててさ。落ち着きたいんかな・・
なんか・・いい人なんやなって思えてきて・・それで・・・OKしようと思ったんよ・・ン(笑)」
・・・・・・
少し気恥ずかしそうに、詳細を正直に話していく遥・・
どうやら先輩は、遊び人の所謂ヤリチンというタイプの男らしい。
尻軽の女に飽きて、処女性のある女を求めていたのか。
そんな中出会った遥に衝撃を受け、その人柄に惚れた・・という流れなのだろうか。
貴方は先輩の気持ちは手に取るようにわかる。
あの笑顔を見れば・・大抵の男は・・
「あ・・なんか私ばっか喋ってるな(笑)進一兄ちゃんはどう思う?上手くいくかな?」
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