『うん・・
我慢させてもてごめんな?ええよ、会うのは13時頃やから午前中は余裕があるんや。行くわ。』
遥から返信がくる。
明言はないが恐らく先輩からの告白を受け入れて付き合うのだろう。
そんな青春の美しい1ページを控えるというのに悶々とする貴方を気遣う遥。
罪悪感はないのだろうか・・
あの娘にとってあの行為はやはり困っている老人を助けるのと同じ感覚なのだろうか・・
改めて遥に対し分析が捗る中、翌朝になった・・・
ピンポーン!・・
朝9時、室内にインターホンが鳴り響く。
足早にモニター前に駆け付け画面を見てみると遥が映っていた。
「おはよう! 良い天気やね(笑) うん、おじゃまします。」
玄関を開けるなり輝くような光が貴方を襲う。
それは快晴による太陽の光ではなく、そこに佇む少女の顔から放たれていた。
屈託のない、弾けるような笑顔・・
それは何度見ても・・美しかった・・・
髪は後ろで束ねポニーテールに。
清潔感のある白ブラウスをデニムスカートにインしたコーデ。
少女らしいカジュアルさと綺麗が混じった遥らしい服装だった。
先輩とのデートにこの服装を選んだのだろう。
制服姿ばかり見てきた貴方にとって私服姿は新鮮だった。
「ちょっと・・久しぶりやな。ごめんな?一週間も我慢させてもて・・辛かったやんな・・」
悲しみと申し訳なさが混じった目で貴方を見つめながら喋る遥。
まるで、自分の責任かの様に・・
正座して淡々と話す遥。
デニムスカートはやや捲れ上がって太ももが露わになり、その先にはデルタの形をした隙間が暗闇を纏って佇んでいて貴方の目についた。
「じゃあ・・始めよっか?」
!?
「あ、ええよ?そのままで・・ じゃあ・・開けていくね?・・」
シャワーを浴びようとした貴方を止め、再びソファーに寛がせる遥。
そして、貴方のズボンのベルトに手を掛け、優しく解き始めた・・・
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