「そうか…遥ちゃんは濃いのが好きなんだね…う~ん…何日か溜めておけばもっと濃くなるかもだけど…そんなに我慢できないし…遥ちゃんには毎日でも飲んでもらいたいし…」
何という会話だろう…端から誰かが聞いていれば、何かの食べ物の話でもしているように聞こえるだろう…それが健吾であっても…
だが食べ物の話ではない……精液…子種の話なのだ。
話しているだけでゾクゾクとしてしまう…
遥は尚も詳しく話していく…味や鼻に抜ける匂いなど事細かく…
その間、進一は刺激的な言葉を発する遥の唇を見つめていた…
ふと射精の瞬間に浮かんで疑問が再び蘇る…
遥は誰かとキスをしたことがあるのだろうか…
「ねぇ…遥ちゃん…突然へんなこと聞くけど…遥ちゃんって付き合ってる人はいないの?付き合ってなくても好きな人とか…ほら…よくあるじゃない…野球部のマネージャーがエースの子な憧れて…みたいな…」
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