クチュっ・ちゅるっ・ちゅぷ・クチュ・チュパっっ
魔女は熱心にボーイッシュな美少年顔の唇を
自身のそれで塞ぎ、頬をすぼめるバキュームで
吸盤のように吸い付けながら、天使の口を
舌でしゃぶり回す。華奢でか細い顔からは
想像も出来ない熱心さで舌に技巧的に動かし、
天使イフィ以外には誰も侵入する事のない、
彼女に塗りつぶされた口腔を舌を使って
隅々まで念入りに舌が這い回ると、
舌から分泌された魔女の淫呪を施された
魔の蜜が塗り込まれる。恋人との甘い交歓された
痕跡を上塗りするように、舌は快活に
ベロベロと唇から歯茎、舌裏、天井すべてが
魔女の色で染め上げられる。
淫紋にすっかり支配された
雷の天使イグレテアの舌は、、
歓びの声を上げるように
自身の口腔を強制再開発されながら
魔女の舌にいやらしく動きき、
クチュクチュと淫ら絡んでいく。
その都度、天使の全身はビクッ!と痙攣させられ、
舌からの絶頂で脳の正常な思考を狂わされていく。
(こんなの!嫌!止めて!・・・止まれ!止まるんだ!僕の・舌!これ以上は!駄目・・・だ!口が・・・口の中が・甘い・!食っ!悔しいけど・美味しい・・・もっと・強く・心に鍵を・・・感覚を・遮断するんだ!!イフィ!僕を・僕を守ってくれ)
魔女の手で頬を左右から固定されるのを
首を振って抵抗を示し、舌による開発から
必死に逃れようとする。
ビクッ!!!と甘い快楽の電撃が走る度に
その抵抗力は目に見えて小さくなっていく。
イグレテアは、自身を変えられる恐怖に必死で抗う。
しかし
ゴクッ・・・ゴクッ・・・
口腔に塗り込まれる蜜は喉に溜まり、
呼吸が困難になると飲み込まざるを得ない。
喉を魔の蜜が流れ落ちると、その痕は
炎症を起こしたように熱を帯び、
単なる消化器官を快楽を生み出す装置へと
改造してしまう。
(くっ・・ああっ!!熱い!喉が渇く・・・もっと・これ・もっと・飲みたくなってしまう!くそっ!駄目・なのに・喉が・勝手に!!!!耐えろ!耐えなきゃっ!)
とにていた目をうっすら開けると、
眼の前で唇を吸い続けている
頬をすぼめた魔女と目を合わせてしまう。
直ぐさま視線を逸らすが、何故か
「魔女の顔」という視覚情報が思考から離れなくなる。
そして動悸が激しくなり、胸がキュッと
締め付けられるような反応・・・
(魔女・・・くっっ!憎い・相手・僕をイフィから奪った・悪魔!なのに・何で!?こんな奴の顔を見るだけで!くっ!イフィ!イフィ!助けてよぉぉ!!駄目!僕、この女に・変えられちゃう!!!悔しい!くそっっ!僕は!イフィを!愛してるんだ!!!!)
心を強く持とうと魔女と視線を合わせ
対決するように睨みつける。
本人はそのつもりだが、魔女から見れば
自身では見えない瞳孔に、薄くハート型の光が
宿り始めていて、心まで魔女の思うまま
プログラミングが進んでいる事を示している。
イフィはそれでも、激しく戦い続ける。
意識を強たなければ、イフィの、恋人の
愛おしい表情に靄が掛かり、霧の向こうに消えてしまう。
口腔アクメの電流が走るたび、顔を思い出すのすら
次第に難しくなるの中で必死に堪え続ける。
(イフィ!愛してる!愛してる!イフィ!僕は・イグテテア・アン・ドレッドは!イフィを愛してるんだ!!!)
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