《ふ、服を…そ、そんなこと…で、できません…》
窓辺に立ちカーテンを開け放った私に「嶽間沢猛」から信じられない言葉を聞かされます…
もう外は暗く、灯りのついた部屋の窓辺で服を脱ぐということは、外からまる見えになってしまいます。
ここがマンションの2階であることを考えれば、その気になれば通りからも見られてしまうかもしれないのです。
《で、できません…そ、そんなこと絶対…》
これまでスカートの裾や服の胸元のゆるみなどにも気をつけ、マンションの2階でもあるに関わらず下着類すら外に干したこともなかっただけに「嶽間沢猛」のこの命令には従うことはできませんでした。
《お、お願いですから…それは許してください…》
必死の懇願に対しての「嶽間沢猛」の返事は無情でした…願うように合わせていた手がブラウスのボタンを外しはじめたのです…
《や、やめてください…》
その声が届いていないはずはありません…低く不気味な笑い声が頭の中で響き、ブラウスだけでなくスカートを脱ぎ下着姿になった自分をガラス窓に映し見ることになったのでした…
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